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『ストーリー・オブ・マイライフ/Little Women』を観て。

Hej(こんにちは)!

今日は最近観た映画『ストーリー・オブ・マイライフ/ 私の若草物語(原題:Little Women)』について。

今年6月に公開された本作は、女性作家のルイーザ・メイ・オルコットによるベストセラー小説『若草物語』を原作としています。キャストにはシアーシャ・ローナンやエマ・ワトソン、ティモシー・シャロメなど、とっても豪華な顔ぶれ!第92回アカデミー賞では作品賞をはじめ6部門にノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞したそう。


簡単なあらすじは以下の通り(公式HPより引用)。

ジョーはマーチ家の個性豊かな四姉妹の次女。情熱家で、自分を曲げられないため周りとぶつかりながら、小説家を目指して執筆に励む日々。控えめで美しい姉メグを慕い、姉には女優の才能があると信じるが、メグが望むのは幸せな結婚だ。また心優しい妹ベスを我が子のように溺愛するも、彼女が立ち向かうのは、病という大きな壁。そしてジョーとケンカの絶えない妹エイミーは、彼女の信じる形で、家族の幸せを追い求めていた。
共に夢を追い、輝かしい少女時代を過ごした4人。そして大人になるにつれ向き合う現実は、時に厳しく、それぞれの物語を生み出していく。小説家になることが全てだったジョーが、幼馴染のローリーのプロポーズを断ることで、孤独の意味を知ったように─。自分らしく生きることを願う4人の選択と決意が描く、4つの物語。


私が特にこの映画で共感したのは主人公のジョー。当時は女性が結婚なしに自立することは無理だとされており、「結婚=経済のため」という考えに縛られていた時代。そんな中でもジョーは「自分には結婚なんて必要ない、自分で自立して、家族を支えるんだ」という信念を曲げずに奮闘します。

しかし、そんな彼女も姉妹の結婚や愛する妹との死別など様々な経験を経て、心が揺れ動きます。

「結婚だけが女の幸せなんておかしい。…でもどうしようもなく孤独なの」

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このセリフに胸をぐっと掴まれました。


時代は変われど、パートナーがいるかとか、結婚するかとか。「結婚=女の幸せ」が一つのステータスになっているなと感じる瞬間が正直今でもあります。

もちろん幸せの形は人それぞれだし、良い悪いの話ではなくて。でも結婚は一つの選択肢にすぎなくて、結婚と同じように「一人で生きる」というポジティブな選択肢があってもいいのかなと思ったりします。

私は「絶対に結婚がしたい」というこだわりはなく、どちらでもいいなと思っていて。タイミングがあったり、必要だなと思った時にすればいいんじゃないかな。それが無ければ別にいいやという感じ。


でも私もジョーのように孤独を感じることがあって、特に一人暮らしをしていると無性に寂しさに襲われることも。

以前はそのままずるずるネガティブな気持ちになっていたのですが、最近はこの孤独と向き合うことも大切なのかな、こういう時間も人生には必要なのかなと。ポジティブに捉えられるようになりました。

それに今は昔と違ってすぐに家族や友達と繋がれる。こんなにありがたいことってないなと改めて思います。


つまり何が言いたいかというと…

私は「結婚だけが女の幸せなんておかしい。…でもどうしようもなく孤独なの」というジョー気持ちがすっごく分かって、それでも前向きに自分らしく生きようとする彼女の姿にすごくパワーをもらいました。


何よりも映像がとってもきれいで。特にビーチのシーンがノスタルジックな雰囲気ですてきでした。

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衣装もすごく可愛くて、観ているだけでワクワクします!

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とにかく観ていてとっても気持ちの良い映画なので男女問わずおすすめ!まだ観ていない方はぜひ☺︎

最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses(またね)!

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