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あなたはどのタイプ?対人関係の鍵!愛着スタイル3類型の特徴

仕事でいつもあるタイプの人とトラブルになってしまうな?あの人にはどうしても感情的になってしまう・・イラつく。。惹かれる人に近づくと痛い目にあう・・そんなことはありませんか?そのような対人関係の背景には愛着スタイルの違いがあるかもしれませんよ!

私たちの心には、人とどうつながるかを決める小さな秘密が隠されています。それが、"愛着スタイル"。今回は、主に心理学が教えてくれる、私たちの人間関係を形作る3つの愛着スタイルについて掘り下げてみましょう。安定、不安、回避。あなたはどれに当てはまるでしょうか?この記事を通じて、自分自身や大切な人との関係をもっと深く理解できるヒントが見つかるかもしれません。

(愛着スタイルの特徴は、ChatGPTにより一般化されたものを筆者の一部訂正と、意見を織り交ぜて書いています) 

安定型の愛着スタイルの特徴:"きっと、なんとかなるさー"


1.安心感と自立のバランスが絶妙。"自分も相手も尊重する"が基本姿勢。

2.密接さと個人の空間を大切にする。一緒にいても、一人の時間も楽しめる。

3.コミュニケーションが得意で、感情やニーズをオープンに表現する。

4.信頼と相互尊重を人間関係の基本とする。安定した関係を築くのが上手。

5.成長と自己発展を重んじ、パートナーや友人の成長も支援する。

6.ストレスや不安を効果的に管理し、困難な状況でも冷静さを保つ。

7.寝る前のルーティンやリラックス習慣がしっかりしている。質の良い睡眠を大切にする。

8.対立や問題があっても、建設的な解決法を見つけるために努力する。

9.ポジティブな自己イメージを持ち、自信を持って挑戦することが多い。

10.人生の小さな喜びを見つけ出し、日常の中で幸せを感じることができる。

考察:安定型というのは、「人生にどんなことが起きても、誰かが助けてくれるだろうし、自分もなんとかできるだろうという根拠はないけど、なんとかなるさ」と思っているようなタイプの人のことと理解しています。

身近にいるこのタイプの人は、どうしてこの人こんなに不安がらずに、いつもぎりぎりまでやらないのに本番はうまくいくんだろう?(爆)とこちらが心配していても、このような漠然とした「困難はあるが、人生はうまくゆくはずだ。きっとね!」というような気軽さと内面からくる自信がある印象があります。そして、必要な時はしっかり努力するので、実際うまくいきます。うまくいかなくても立ち直りが早く、自分を責め続けたりはせず、失敗を活かします。レジリエンスも強い印象です。安定型はプライスレスですね。なんとかして娘に身につけさせたくて、幼少期より不安定型にさせぬよう頑張ってきたつもりです(汗)

セルフ・コンパッションを8週間などかなりしっかり練習すると、不安定型の方もこの安定型の愛着に近づく可能性があると思っています。
そのことは下記記事に書いています。

https://note.com/mindful_therapy/n/n50ccddf91bca

 


不安定型の愛着スタイルの特徴 “もっと愛されたい”

1.恋愛や友情で強い結びつきを求めがち。“もっと愛されたい””構ってほしい”

2.関係において不安や心配が尽きない…一時的な離ればなれも心配の種に。

3.頻繁に連絡を取りたがる。連絡の多さで愛を測ることも。

4.承認と注目を強く求める。相手の愛情表現が自分の価値の証だと感じることがあります。

5.感情が激しく変動する。小さな出来事で大きく心が揺れ動くことも。

6.関係において過剰に警戒し、相手の言動を細かく分析しがち。

7.時に自己犠牲的な行動をとり、相手を喜ばせるために自分のニーズを後回しにする。

8.拒絶や失恋に対して極端に敏感。恋愛や友情の終わりを深刻に受け止める。

9.人間関係で安定を見つけることが難しく、頻繁に関係の確認を求める。

10.不安定愛着を持つ人も、理解とサポートがあれば安定した愛着スタイルを築くことができます。愛と安心感を内側から育んでいくことが大切です。

内側から心を満たすためには、カウンセリングやミーティングの人間関係や、瞑想が役立ちます。

考察:基本にあるのは、「見捨てられ不安」で、見捨てられるのを恐れるがあまり関係が大丈夫なのかどうか常になんらかのシグナルがほしいタイプですね。ラインの既読がつくつかないとか、そういうことにこだわるのもこのタイプと思います。その人がその人で居続けるという安心感もないので、離れてしまったらその人はいないも同然のような不安定さがあります。ただこれは、人とあたたかい時間や、思いやりを受けたり与えたり、カウンセリングや自助グループ、瞑想などで「安定的な関係が持続すること」に心から気づくと、内側から自分に「安心感」を与えられるようになります。 そして人からもらい続けなくても自分で安心を提供できるようになることが何よりも重要です。このタイプの人にただ愛情を注げばいいのかというとそうでもなく(汗)、もっともっと!となるので、適切な境界線を引きつつ、安定的な距離で接することが大切です。相手の要求に全て答えないようにして自分を守ることが、結果双方の利益になります。

回避型の愛着スタイルの特徴 "一人になりたい、ほっといて” 

1.独立心が強く、自分の世界にこもりがち。“私は一人で大丈夫”がモットーです。

2.近づくのが怖い…感情的な密接さを避け、関係で距離を取りがち。

3.感情表現に苦手意識が…自分の感情を理解・表現するのが難しいことも。

4.自立と自己依存を重んじ、他人からの助けを受け入れにくい。

5.深い関係よりも表面的な関係を好む傾向あり。本当の自分を見せるのが難しい。

6.コンフリクトを避け、問題があっても話し合いを避けることが多いです。

7.愛されるよりも、自分を守ることを優先。時には孤独を選ぶことも。

8.自己成長と独立性には長けていますが、本当の親密さを見つけるのが課題。

9.コミュニケーションはあくまで論理的。感情よりも事実を重視します。

10.回避型愛着を持つ人も、理解と受容があれば深い関係を築くことができます。

考察:アルコホリックの男性によく多い印象があり(印象です!)、つきあってる女性の感情的な感じとか、理屈が通ってない話を嫌い、めんどくさい話はとにかく避けようとします。距離を不本意に詰められると、圧倒され、自分のテリトリーを守ることが最優先となり、他人と距離をとり、一人になろうとします。回復してくると、時には人に頼ったり、本音を喋るようになったりしてAAはその点で優れているのだと思います。恥を隠す傾向が強いので、恥を人前で話せる自助グループでの回復効果は目をみはるものがあります。そうした人を何人も見ています。距離感を大切にして、ぐっと近づきすぎず、相手のペースを尊重するのが良い関係を気づくコツのように思います。 カウンセリングなどは、最初は、あまり好まない印象があります。

まとめ

みなさんは、どのタイプでしたか?
不安定型や、回避型であったとしても、今後の取り組み次第では、安定型に近づくことができます。自分自身もかなり安定型に近づきましたし、そういう人も周囲にたくさんいます。

不安定型、回避型の恋愛のパターンや、どう回復するかについてはまた次回記事で書こうと思います。


下記講座を予定しています。


【こんな方へおすすめ】
✔忙しい自分を労いレジリエンスを高めたい 
✔常に完璧を求めてしまう
✔自分を責めがちである 
✔ハードワークで本来の自分を見失いがち
✔他人に優しく、自分に厳しい
✔自己犠牲をせずに、成果をだしたい
✔ストレスが日常の一部になっている
✔より良いリーダーシップを発揮したい
✔ウェルビーイングを向上させたい
✔心の安定に投資したい
✔マインドフルネスや、セルフ・コンパッションに関心がある 


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