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yenta面談レポート グリーの超急成長期に生きた方からの学び/管理とは何か?

今日はイエンタで久し振りに人に会いました。非常に優秀な方で、一時間半位お話させて頂いたのですが、自分が貰うばかりでwin-winに差し上げることは出来なかったな、、、35歳なのに何やってんだろ、、、と自分の足りなさに情けなく思います。

と言っててもしょうがないので、その時間を忘却しない為に記録に残そうと思います。

やはりyentaは人脈がない所に飛び道具的にポンっと人脈を作り、社外メンター的な方に会えるのが素晴らしいサービスだと思います。

●会った方(特定できないレベルで記載)

・グリーが超急拡大していた時代に入社
・ゲームプロデューサーや拡大期の人事など担当する事業開発マネジャー
・8年くらいいたのち、ベンチャーの役員
・現在フリーランスで経営コンサルタント

●グリーの急拡大期

・釣りスタやドリランド時代
・労働時間を延ばせば儲かるという時代
・年間で500名採用していた
・この時、人材エージェントに紹介feeを「年収の100%」で提示し、その代わり「全登録者の履歴書を出せ」と交渉していた
・このエグいやり方はdenaも同様
・こういった採用系以外にもとにかくバブっていたので、エントランスは人混みだった
・接待、接待
・人は入っては辞め、入っては辞める
・そういう激動を経てグリーがある
・ただその中で何が凄いって、今でも一番の株主は田中社長
・今のベンチャーはVCが入ったりして株式比率下げたりするのが多いが、田中さんが大株主というのがえげつない

●ベンチャーというものは非連続の成長をしなければならない

・ベンチャー時代の事業はイマイチ成長軌道に乗らなかった
・PMFする前にビジネスモデルをフィックスさせ、グロースの力学を掛けてしまうと、KPIは企業努力しても改善幅が出ない
・もっとPMFする前の段階でテストマーケ的に、市場をセグメントして、見せ方を変えて、ハマる市場と見せ方を検証して、グロースのアクセルを踏むべきだった
・検証というのは、KPIの定義の根拠を明確にし、ずれていれば補正し、上がらなければ何故なのかを突き詰めて、PMFするポイントを見つけなければいけなかった

●どう管理力を身につけるか?

・前提、その方はグリー時代に子会社の事業含めてひたすら事業管理することをやってた。
・その時代は事業毎のカンパニー制なので、ビジネスモデルや、ビジネスモデル毎の違いを勉強せざるを得ない環境
・また、チビ経営者を作るという意味で、採用は各部門で責任を持ってやらせていた
・その時にマネジャーは壁にぶつかる
・人にふれずに塞き止めてると事業は止まる
・自分が手を動かして成果を出そうとすると、事業は成長しない
・だからあえて上はそのマネジャーに大量の仕事をふる
・そうすると、そのマネジャーも、これはできない、と悟る
・そして、下に振るという行為になる
・誰かが塞ぎとめていると、組織は成長しない
・塞き止めて仕事捌いても、それは評価に値しないということを理解させる
・だから、下に宿題を出しまくる
・で、採点して突き返しまくる

●管理とは?

・可視化と解像度あげることの二つ
・可視化とは要はダッシュボードがあるか?
・解像度とは行動KPIが成果につながるもので、かつその報告が上がってくる仕組みがあるか?
・可視化はその計測KPIの言葉の定義がチーム全員で完全に揃っていないといけない
・解像度は戦術とKPIの整合性があって、メンバーの報告スキームが必要
・一定不真面目な人の方ができる

こんなただうちですが、以上です。

上記、自分が考えたものではなにも無いのですが、宜しければスキを教えて下さい。

よろしくお願いいたします。

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