見出し画像

[GBA:14] メトロイドフュージョンと私。

1994年、小学生の私は楽しい楽しいSFC生活の真っ只中にいた。
その年、「スーパーマリオワールド」以来培ってきたゲーマーとしてのわずかな自信を粉々に打ち砕かれるとも知らずに。

今回は「メトロイドフュージョン」の感想を綴る。
小学生の私を挫折へと追い込んだ「スーパーメトロイド」の続編である。
30年越しのリベンジマッチ、果たして・・・

メトロイドフュージョンとは

2003年2月14日発売。
「スーパーメトロイド」に続く9年越しの「メトロイドシリーズ」第4作だ。

ジャンルは探索重視の2Dアクション。
近年「メトロイドヴァニア」と呼ばれているジャンルである。
私もここ数年は「メトロイドヴァニア」のタイトルを楽しんでいたものの、ジャンルの元祖である「メトロイド」には手をつけて来なかった。
無意識にトラウマを回避していたのだろうか?いい年して情けない話だ。

そんな訳で仰々しくリベンジマッチと称して「メトロイドフュージョン」をプレイしたが、正直めちゃくちゃ面白かった。
勢いに乗ってSwitch Onlineで「スーパーメトロイド」もクリア。
小学生の私よ、アラフォーの私が見事に仇を討ったぞ。

親切設計のメトロイド

話を戻して、もう少し具体的に「メトロイドフュージョン」について触れる。

「メトロイドフュージョン」はかなり親切な「メトロイド」だ。
と言うのも「メトロイドフュージョン」は次の目的地について具体的な指示が出る。しかも割とマメに。

そのため、クリアするだけなら探索難易度はとても低い。
かと言って全く別物という訳ではなく、きちんと「メトロイド」らしさは残されている。
例えば不気味な敵グラフィック、隠し通路やアイテムの探索、強敵との緊張感溢れるバトルなど。

思うに「メトロイドフュージョン」はファン層拡大を狙ったのではないだろうか?
私のような挫折組のカムバックや新規ファン獲得を目指したのだ。
当時の任天堂は据え置き機でSONYに劣勢だったこともあり、新規ファン層拡大を目指したのかもしれない。

メトロイドフュージョンを終えて

「メトロイドフュージョン」は親切設計ながらも「メトロイド」らしさが味わえる作品だ。
リベンジを果たしたどころか、今までプレイしていなかった事を後悔した。
シリーズの他作品も是非プレイしたい。
手始めに最新作「メトロイドドレッド」だろうか?

近所のハードオフで「メトロイドゼロミッション」を見つけたが箱説あり22,000円とは痺れた。とても手が出ない。
10年くらい前に見かけた箱説なし3,000円をスルーせず購入すべきだったと激しく後悔している。

さぁ、次のゲームへ行こう。

余談

Switch OnlineでSFCを遊ぶなら「スーパーファミコンコントローラー」を猛烈にオススメする。
特にリアルタイムでSFCを遊んでいたおじゲーマー同志は今すぐポチって欲しい。
満足感が段違いだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?