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ムリをしないで続ける。

オーディブルで『ペンギンと暮らす』という本を読んで以来、
私の中に小川糸さんブーム、しかも、小説ではなく、
小川糸さんのエッセイを読みながら、
その暮らしぶりや考え方にひかれて図書館で借りたり、
電子書籍で購入したりして読んでいます。

今日はこちらの本を読んでいました。

本の中で紹介されている暮らしの道具や書斎も素敵なのですが、
「おわりに」に書かれていた内容が印象的でした。

私の場合、書くことは、生活の延長というか、ふだんの暮らしと作品が密接に結びついています。だから、日々の暮らしをおろそかにすることはできません。

書き続けるためには、どうしたらいいのか?そのことを真剣に考えたとき、とにかく無理をしないことだという結論に行き着きました。
淡々と、自分の心地いいペースを守りながら、歩くようなスピードで書いて、笑顔でゴールし、翌日からまだ淡々と次の作品を書く、それが私の理想的な書き方です。

『これだけで、幸せ』小川糸

私も、いま書くことを習慣にして仕事にしようとしています。
そして仕事ではなく、暮らしに軸足をもっていこうと思っている点も似ている。

空いた時間や1日2日ムリしてがっと作業を進める、というやり方はやはりずっとは続けていくことが難しい。
そうではなく、毎日明日への余力を残した状態で終わることが大事なんだなとあらためて思いました。

いや、これは書くことだけではなく、
どんな仕事でも勉強でも、家事でも子育てでも一緒かもしれません。

最近とくに思うことは、
すぐに結果を求めない、ということ。
1日2日の短期決戦で物事をやりきるのではなく、
何年かかけて、ゆっくりやってみて、評価していく、
そのくらいの余裕をもたせて取り組みたいなと思っています。

そのためには、
1日にたくさんをつめこみ過ぎず、
もう少しできるかな、というところで止めてもいい。

クタクタになって終わりではなく、
明日もやりたいな、そう思える程度でやっていく。

そんな気づきをもらいました。

***
今は、こちらの本も読んでいるところです。


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