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謎の劣等感(あるいは焦燥感)

2月7日。ついにSnow Manのファンクラブに入った。
昨年9月初旬にはまってからこの方、ずっと入るべきか否か悩んでいて(ライブないからメリットはあまりないのでは、とか一度入ったら抜けられなくなりそう、とか)ついぞデビュー1周年のタイミングでも入会を見送ったのだが、今日何の気なしに晴れた空を見上げながら(私の部屋からは空しか見えない)動画をあさっていたら「もういいか、入るなら今日だ」と不意に思えてきてそのまま申し込んだ次第である。

推しがいる生活は楽しい。
ジャニーズは露出も多いから、CDにテレビにYouTubeに雑誌に…と追いかけるのが忙しい。忙しいけど、追いかけているとその分素敵な姿を見られたり情報を得られたりするから、都度ときめきを得られる。

それはとても素晴らしいのだけれど、不意にとても苦しくなる。
その苦しさは「こんなにかっこいいのに触れられない」とか「好きすぎてつらい」といったような類いのものではなく(もちろん、あまりにかっこよすぎる姿を見せつけられるとそんな気持ちになることもある。推しが尊すぎて、誇張無く、涙を流している日もよくある)、「摂取しているばかりで私は何をやっているんだろう?」という虚無に近い苦しさだ。

アイドルである彼らは想像もつかないような努力をしてキラキラした姿を見せてくれているし、周囲のひとたち(友人やTwitterのタイムラインにいる人々)は研究をしたり、資格のために勉強をしたり、絵や音楽や文章を創作したり、家族を支えたりしている。私はただ「楽しい」を享受しているだけでなにも生産できていない。もちろん平日に仕事はしているけれどもただそれだけで、自己研鑽も人との支え合いも創作も何もしていない。それでいいのか、そんなだから自分はだめなのだと、ただひたすら劣等感を抱え続けている。まったく身勝手な話だ。

そんなことを気にせずどこまでも楽しんだり、逆に決心して勉強をしたりすればいいのだけれど、うじうじとどちらにも振り切らずネガティブな気持ちに支配されている。いちばんもったいない。

このnoteにはオチなんかなく、悩みも解決せず、たぶんまだ引き続きこのぽつんとした気持ちを抱え続ける。これまで気持ちが晴れたことなんてないのだから、そう簡単には抜け出せない。どうしたらいいんだろうね。

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