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【NY生活】NYでのアパートメント探し事情

ニューヨークでのアパートメント探しはとにかく大変。
アメリカ人も移民もニューヨークの生活が長くたって誰もが頭を抱える、もはや通過儀礼的なもの。
決められた予算の中で自分の好みの部屋を探すのは、もはや奇跡とも言える。
苦労して見つけたアパートも、住んでみたら不具合やらルームメイトと馬が合わないやら…ボロも愚痴も出てくる。何てのは良くある話。
特に日本人の”当たり前”の感覚で立ち向かって行ったら痛い目を見るかも。
と、偉そうに書いてる私も散々痛い目を見た張本人である。
そんな私の実体験に基づき、ニューヨークのアパートメント探しの実態とTipsをご解説したいと思う。

いざアパート探し!その前にどんな物件を求めているのか的を絞るべし。
以下の項目は順不同だが、少なくともこの4つはしっかり決めることがオススメ。

  1. 一人暮らしか、ルームシェアか

  2. 予算

  3. 場所

  4. アパートに求める条件

一人暮らしか、ルームシェアか

ニューヨークではルームシェア率が圧倒的に多い。家賃の節約目的はもちろんだが、ニューヨークは世界中から沢山の人が様々な目的で訪れるため、ルームメイトがいることで圧倒的に世界が広がる。
不慣れな海外生活でも、ルームメイトと情報交換したり助け合いができるのは支えになるし、ルームメイトを超えて友達になれるのは魅力だ。
しかし誰かと住むってやっぱり大変。キッチンやバスのシェア、共有スペースの掃除や備品の管理、学生と社会人とで生活ルーティンも違ったりする。“常識人”に当たればラッキーだけど、現実はそんなに甘くない…
ルームメイトとウマが合わなくてストレスフルな毎日を過ごすこともあるある。
その反面、日本でも当たり前な一人暮らしはやはり気が楽だし誰もが憧れるもの。ただ家賃は高いしアパート契約(Lease)を組む事自体が結構ハードルが高かったりするので、ご自身の予算や会社からのサポートの有無によって
一人暮らしの実現は左右されるだろう。

予算

一人暮らしの家賃相場は約$1400〜無限
ルームシェアの家賃相場は約$700〜無限
※筆者調べ。知人の紹介などでもっと安い物件が見つかる事もある。

見ていただいても分かる通り、予算によって一人暮らしかシェアかの運命は決まっている。
また、家賃が自分の予算内に当てはまるとしても、その家賃には光熱費は含まれていない事もあるため、それも計算に入れる必要がある。

そしてニューヨークでは、「Rent Stabilizedアパート」というものがあり、毎年の契約更新時(大体のアパートは1年ごとの契約)に値上がりする家賃の増額率に制限がかけられているアパート。通常家賃は大家さんの判断によって上げ下げされるが、Rent Stabilizedアパートは市が定めた%しか値上がりしないので、急な大幅増額が免られる。
もしアパートの契約を組む予定なのであれば、是非ともこのRent Stabilizedという文字には目を光らせておくべき。

場所

マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテン島、それともニュージャージー?
オフィスや会社へのコミュートしやすさ、カフェやバーの多いエリア、ショッピングに行きやすいエリアなど自分の優先順位に合った立地を選ぼう。
筆者的にはアジアスーパーが近くにあるとが理想条件!

アパートに求める条件

部屋の広さや日当たり、窓やバルコニーの有無(半地下のアパートもある)、ルームメイトの人数や立地条件などこれだけは譲れない!という条件を決めておけば、即決しなければならない場面でも困らない。
ただ条件を余りにも高くすると、中々理想の部屋に出会えなくて苦労するかも。
絶対条件は最小限に、優先順位をつけておこう。

さて心の準備が出来たら、リサーチ開始。
私がこれまでに利用したアパート探しのプラットフォームは以下。

上記の中でMixBだけが日本語で、後は英語のWebサイト。
今までこれらのサイト上で多くの物件を見に行ったけれど、なんだかんだMixBで探した物件の成約率が高い。(やっぱり日本人だしw)

NY中に空き部屋は沢山あるが、当たり物件は少ないのでどんどん内見に行こう。
筆者がNYで初めての物件を決めた時は、日本から破格の安さのシェアアパートを契約したが、(渡米すぐに仕事が開始する予定だったため)いざ住んだら部屋が極小、入居2ヶ月後に壁の中の水道管から水漏れがして退居となった。
そんな事もあるので(?)できれば初めはAirBnBや短期滞在のアパートに住み、実際に部屋を見てから決めるのがベストだろうなと思う。

NYのアパート探しは常に競争が激しいので時には妥協も必要かもしれないが、だからと言って後悔はしたくない!
是非とも希望を持って根気よく探し続けていただきたい。
NYのアパート事情は日本とは大きく違っていて戸惑うことも多いけれど、これからNYで部屋探しをするあなたの役に少しでも立てますように!
Good luck〜☆



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