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サイバーセキュリティ米企業比較その1(PALO, FTNT, CRWD, VRSN, CHKP, ZS, AKAM)

サイバーセキュリティサービスを提供する米企業の比較を作成してみました。テック企業の評価が下がる一方でサイバーセキュリティの脅威は高まるばかりです。一方でMicrosoft, Googleといった大手も参入しています。
これらの企業の動向を探ることで今後のサイバーセキュリティの動向を図ることができるのではないか?そういった動機でまずは企業比較など行なってみました。

1. 比較企業の選定

サイバーセキュリティの関連企業の定義は難しい。今回はサイバーセキュリティに関連するファンドが投資している対象企業参考に選定してみました。追加などあればぜひアドバイスいただきたい。

2. 比較

時価総額順に表を作成してみました。

3. 日本企業との比較

時価総額を代表的な日本企業と比較すると
PALO 535.3億ドル(69589億円=日立製作所(日本企業で20位)
Crowdstrike  275億ドル(35796億円)= 三菱電機(日本企業で41位)

4.市場の評価

利益を出す段階になってきたPALOの評価は高い

Palo Alto Networks


一方で成長率は高いものの、赤字が継続するCrowdstrikeの株価は軟調である。



いずれの企業も日本に進出して企業向けや一般向けにサービスを提供しており、存在感は高い。各々の戦略などより詳しく分析を行なっていきたい。また今回はピックアップできなかったがRapid7, SentinelOneなど少しサイズは小さいけど特徴のある企業も気になります。

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