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1/26(金) 東京新聞朝刊 桜美林大学生インタビュー記事掲載

まちだ里山農の会が東京新聞に掲載されました!

生産者の視点を学ぶ

桜美林大学が実施する授業「農業のリベラルアーツ」を履修する学生17名は、昨年の秋学期、チームに分かれて地元農家へのボランティア活動に参加しました。同大学3年のOさんとSさんの受け入れ先となったのは、「まちだ里山農(みのり)の会」。町田市農業研修事業の卒業生を中心に市内の里山で農業活動を続け、野菜収穫体験イベントなども積極的に行っている団体です。

二人に農作業に参加した感想を聞くと「農の会の皆さんは地域の人に旬のおいしい野菜を食べてもらえるよう、消費者目線を大切にしながら野菜づくりに励んでいた」と振り返るOさん。Sさんは「私たちは見た目の美しさや価格の安さで野菜を選びがちだが、形が悪くてもおいしい野菜はあるし、価格が安すぎると農家の経営が厳しくなることを実感した。生産者側の視点を学べたのはよかった」と語ります。農の会の皆さんとともに出店したマルシェでは、里芋や菊芋小松菜、ネギなど採れたて野菜を販売。「教職員の方や学生も買いに来てくれて、盛況だった」と二人は笑顔を見せてくれました。

兼業農家をやってみたい

マルシェ終了後は、学生全員が参加して活動報告会を実施。「農業のリベラルアーツ」は、農業が抱える課題解決に向けて、自身が学ぶ学問をどう役立てることができるかを考える授業です。コミュニケーション学専攻のOさんは「現在、農の会メンバーの平均年齢は64.9歳。今後はSNSを活用して若いメンバーを募りたい」。心理学専攻のSさんは「若い人が魅力を感じるような農業研修コースを増やすのはどうか」と提案しました。

これからの農との関わりについては「自然に触れてリフレッシュできた。就職後も余暇で関わっていくのもいいなと思う」とOさん。Sさんは「農の会には兼業農家の方もいる。そういう関わり方もできると改めて知り、私もやってみたいと考えている」。活動を通じてぐっと近くなった農との距離。今後も自分のペースで関わっていきたいという思いを語ってくれました。

農業を体験してみたい方

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