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【仕事について話そう】前提を変えれば不幸もチャンスに!ヘーゲルの主人と奴隷の弁証法!

みなさんは主人と奴隷の弁証法というお話はご存知でしょうか。

ドイツの哲学者であるヘーゲルの著書、「精神現象学」の中で展開される考え方のようで、捉え方次第で現象に対する見方が変わるなと、気づきを書きたいと思います。

主人と奴隷の弁証法とは?

端的に言うと、奴隷は搾取され、主人は享受する側だったものが、次第に奴隷は自立して自己を形成していくのに対し、主人は奴隷に依存してしまい、非自立になることから立場が逆転するお話です。

これはざっくり書いてるので、詳しくは検索をしていただいたり、原作をお読みになられることを推奨しますが、ここからの学びは労働の前提をどう捉えているのかで、この話が活きるのだなと思いました。

奴隷は不幸かチャンスか?

奴隷と主人の弁証法の話は、奴隷が自立するぞという前提がないと、そもそも成り代わらないと思います。

これは、力はあっても前提を変えなければずっと奴隷のままなんだなということです。

小さな作業もままならない人が大きなことを成し遂げなれないということにもリンクしてると思います。

奴隷と思われる期間に、たくさんの嫌なことを体験したり、苦労したりするかもしれないですが、自立に向かっての必要なプロセスだと前提を変えると、むしろチャンスなのだなと希望になる話だと思いました。

結局は捉え方次第なんですね。

さいごに

結局は、出来事に自分が左右されるのではなく、前提で左右されるのだなと学びになりました。

まあ、奴隷を経験したことないので、当時はそんなこと考える余裕ないよ!だと思いますが、なおのこと平和な今だからできる考え方かもしれませんね。

平和に生きられる今に感謝しつつ、自立に向けて、自分ももっと仕事しようと思いました。

前提を変えて、より自立に向かって仕事ができるきっかけになれたら幸いです。

それではまた。

参考

ヘーゲルの自立性再考(岡崎佑香、2016)

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