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スペインで感じているちょっとした日本との違い

初めまして。スペインで交換留学しているミオです。記念すべき初投稿です。2023年10月26日に書いて投稿していなかった下書きを発掘したので、そのまま投稿しちゃいたいと思います。↓

スペインのセビージャに来て2ヶ月が経とうとしています。早い。今までの交換留学生活で感じた日本との違いについてまとめてみたいと思います。おそらく「海外あるある」と「スペインあるある」がごっちゃになってしまいますがご容赦ください。


気候

日の出・日の入時間が違いすぎる
9月は朝8時でも暗く、夜9時でも明るいので、完全に時間感覚が狂います。日本の「夕方」という概念がこっちに来てから無くなりました。ちなみに1日で一番暑いのは午後5~6時です。

気温差が激しすぎる
10月1週目まで昼間は35℃とかいってたのに、10月3週目からは20℃くらいになりました。あとは朝晩と昼の気温差もすごいです。日差しが強いので、日向と日陰の差もすごいです。服装選びがバリむずい。

食文化

ご飯の時間が遅い
日の出・日の入が日本より遅いからなのか、ご飯の時間も全部遅いです。カフェでは大体12時まで朝ごはんが売っています。昼は13~16時ごろ、夜は20時半〜23時頃です。18~19時にレストランが開いていないので、19時におやつを食べるという謎の行為も生じます。

栄養バランスが悪い
栄養バランスの整った食事をするのは日本より難しいと思います。レストランなどでもジャガイモ以外の野菜を使ったメニューは少ないです。私は寮に住んでいてミールプランを契約しているのですが、寮の食事でさえ一食にビタミンがほぼゼロだろ、という時が多くてしんどいです。

ファッション

露出が多い
日本で生まれ育った私の主観では、女子の夏の服装はほぼ下着です。ノースリーブ、ヘソ出しお腹出し、背中がガッツリ開いてる、みたいな服をみんな着てます。セビージャはスペインの中でも特に暑い地域なのでみんな薄着すぎてびっくりしました。あと気温差に強い人が多いので、冷房ガンガンの場所でも平気でノースリーブで過ごしていてびっくりします。

髪色の捉え方が違う
当然かもしれませんが、日本人女子たちのように茶髪にしている人は見たことがありません。金髪コンプレックス的なのは強いみたいなので、ギャルやイケてる女子たちは金髪にブリーチしている人が多いです。あと派手髪(紫、赤、ピンクとか)の人ほどオタクだったりします。

買い物

コンビニやドラッグストアがない
店の種類やシステムが日本と違すぎで不便です。日本だったらコンビニ一つで揃う商品が、タバコ屋、パン屋、サンドイッチ屋、電気屋、文具屋、コピー屋、薬局などに分かれて売っているます。しかし、日本のコンビニのように豊富な種類の食品や冷たい/温かい飲み物を手軽に買うことはできません。大きいドラッグストアはなく、小さい薬局がたくさんあるので、薬類や消耗品の品揃えが悪いです。

百均やドンキのノリで「中国人の店」がある
tienda de chinos(中国人の店)やchinos(中国人)と呼ばれる、なんでも置いてあるドン・キホーテの個人経営バージョンみたいなお店がよくあります。そこに行けばある程度安く色々なものが買えます。

お店が開いてない時間が多い
siesta(昼寝)の文化があるので、午後の15時から17時ごろまで閉まっているお店が多いです。レストランは夕食の時間は20時にならないと開きません。日曜日はほとんどのスーパーが閉まります。私の近所には5つほどスーパーがあり、そのうちの1つだけ日曜日も開けてくれているので助かります。でも本当に不便すぎる。

人間関係

どこに行くにも誰かと一緒
買い物や1人でできるようなどうでもいい用事にも友達を誘ったりするらしいです。基本的に一人で外食をすることもありません。

日本より社交性を求められる
日本よりもぼっちに厳しいです。人見知り・社交性がないことが結構な悪と捉えられていて、人見知りの日本人には辛いです。私の寮では最初のオリエンテーションで「すれ違ったら挨拶をちゃんとしましょう。食堂でご飯を食べるときはスマホは触らず会話しましょう」という話がありました。日本では「いい人=誠実な人、空気が読める人」だと思うのですが、スペインでは「いい人=明るい人、フレンドリーな人」という認識な気がします。友達の間でだけでなく、店員と客、道ゆく知らない人などの間でも親密な態度で接しているのをよく見かけます。


まだまだ感じている違いはあるのですが、長くなりそうなのでここで終わりにしておきます。Hasta luego.

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