今日ふとした瞬間に、ものすごい空虚な、うつろなさみしさを感じた。なんてことのない日常のシーンで。自分がいて、人がいて。でも突然、強烈なさみしさが胸にわっとやってきた。

これ知ってるじゃん！って思ったんだよね。
わたしにはなじみのある感情。

一対一じゃないとき、
グループ単位でのやりとりになったときにふっと自分が消えていく感じ。

その場はつくり笑顔を貼り付けて大人の処世術でしのいでから、ずっと考えてた。

コレ、このままでいいの？って。
コレに慣れたまま、わたし生きていきたいの？って。

それで、なんでもいいから書いてみよう！

と思って、さみしい、の要素分解をすることにして、ノートとペンを引っ張りだしたらこんな言葉がつらつら出てきたの。

「わたしはいらないじゃん？」

って。
そう、まだ思ってるんだね。

「わたしはここにいなくていいじゃん？」

って。
でもきっとそれはほんとうじゃないはず。だれが言ったの？
ここにいなくていいって、誰かがそう言ったの？って、さらに聞いてみる。

「ここにいてもいいの？」

「ここにいてもいいの？」

「ここにいてもいいの？」

いや、すごい 笑
何度も何度も繰り返しこの言葉が自分から出てくるわけ。

何度も何度も繰り返し書きながら、
なんか涙までポロポロ出てくるではないか。

こんなにも、
こんなにも切実に、
わたしは虚空に向かってこれまでずっと

「わたし、ここにいてもいい？」

って問いかけていて。
それなのに、そんなに不安でさみしい自分にちゃんと答えてなかったんだ！！
って、心底おどろいた。

ダメじゃんか、わたし。

そんなさみしいこと言わせるなんて、ぜんぜんダメ。ハイ、ブー！みたいな。
だって彼女にそんなこと言わせるのってろくな男じゃないじゃん？

だから、途中からはもう、必死になって自分に言い聞かせてあげたのです。

ここにいてもいい！！
ここにいていいよ！！
ここにいてほしい！！

ここにいなきゃだめ！！

あなたがいないとだめ！！
あなたじゃないとだめ！！

あなたがいないと意味がない。
あなたがいなきゃ世界はない。

もうさみしくさせないよ。
これまでずっとさみしい思いをさせてごめんね。

ずっとずっとさみしかったんだね。
ひとりぼっちにしてごめんね。
もうさみしくさせないよ。

ぜったいに！ぜったいに！
もうさみしい人生はおしまい。

わたしがあなたのいちばんのファン。
わたしがあなたのいちばんの味方。
わたしがあなたのいちばんの親友。
わたしがあなたのいちばんのパートナー。

もうこの先はなにもこわくないし、さみしくないよ。

って、ここまで書いたら今度はなんだか笑えてきた。
なーんだ、わたし、さみしかったんだぁ。

って。

ばかだなぁ。
かわいいなぁ。
ちっちゃくって、子どもで、

人間らしいなぁ。

って。
でも、

「ここにいていいよ。」

ってやっと言ってもらえて、泣き笑いみたいな顔で安心してる自分がいた。

やっと言えた。
やっと伝えられた。

今日がその日なんだ。

こういうのって、突然くるよなー。だから毎日おもしろい。毎日が小さな誕生日のように、新しいわたしが生まれているのかもね。

なんでもない日おめでとう。
今日までよくがんばりました！

さみしかったひとよ、もうさみしい人生は終わったよ。ひとり残らずみんなだよ。

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