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生きているわたしたちの魂と呼応しあう有機体、それが書物


月末オフ!のわりに実質的なオフになっていなくて、今日は午前が講座、午後はセッション、というふうに過ごす。

でもきのうの予定は夜のベリーダンスのレッスンだけだったので、なにをしていたかというと、寝て、読んで、食べて、読んで、寝ていた。

夜まで予定もないわけだし、山へ!とか川へ!とか(川?)、街へ!という選択肢もあったけれども、「選択肢、あるなあ」と思いつつも「ここはひとつ、寝てみよう」ということで、朝寝をし昼寝をし夕寝までして、ふつうに夜も23時前には眠った。

よく眠りたかったのだ。質とかはさておき、とにかく長く。

年末くらいからそのぶっちぎりの規模感においてとてもリスペクトしている吉野さやかさんのビジネス講座を一気にまとめて見ていたら、「わたしとみんなの違い、それは睡眠時間です!だって10時間寝てるもん、わたし!」とかわいくしゃべっているのを見て、それはおもしろい、と思って。

逆張りに興味がある。
睡眠時間を削って、起きている時間はできるかぎり生産性を高めて成功するのが王道だとしたら、わたしはその逆をやりたい。

男性が、労働に向いた機能性の身体と左脳の直線的ロジカルさを駆使してナンバーワンへと進むのなら、女性はまったく労働に向かない生殖のための身体と曲線的・螺旋的感性を活かしてオンリーワンへと自らを生み出し、育てるのだ。

って、単に眠いだけの言い訳ですけどね。春って眠いよね。


きのうたくさん寝たおかげで、今日はいい感じだった。

読んで、寝て、読んで、寝て、の中で読んでいた本は、「わけがわからずともお経のようにただひたすら読むべし」という教えのもと読んでいる『奇跡のコース』と、『魔女の宅急便シリーズ』。


ちょうど、映画『カラフルな魔女』をやっていることで、著者の角野栄子さんの作品をちゃんと読んでみたくなって、ジブリの映画でしか知らなかった小説版の『魔女の宅急便』を読んでみたら、これが思いのほかすばらしく、一気に1巻から4巻まで読み終えてしまった。

進めにくく手強い『奇跡のコース』も、このシリーズとの行ったり来たりのおかげで少しずつ進んでいる。


ところで「どうしても読み進められない本」というのがだれにでもあると思う。

読んだほうがいいんだろうな、と思いつつ、ページを開くたびに「だ、だめだ……」と、なぜかぜんぜん読めないという本が。

わたしにも何冊かあって、ここ数年は『意識のスペクトル』(ケン・ウィルバー)、『身体という書物』(笠井叡)、『魂の扉・十二感覚』(アルバート・スズマン)、そしてこの『奇跡のコース』だった(もちろん、『カラマーゾフの兄弟』とかだって読めてないんだけども)。

けれどもどこかで作家の酒井順子さんが、『源氏物語』の本を書くにあたって原書を読む必要性があったときに、「とにかく1日、1行だけでも読み進めていこうと決めた」と書かれていて、けっこうそれで目からウロコが落ちたように感じたのだった(それから数年かけて読了したそう)。

そっか、1日1行でもいいんだ、と。

もちろん小賢しい頭のほうでは「いやいや、1日1行て。何年かかるのよ。今世で終わるのかい」と突っ込みたくもなるけれど、でも「なんだか読んだほうがいい気がする本」というのは、それは思考を超えたところからの、新しい世界からの呼び声でもある。

だから、今のレベルの思考だったらそりゃあ1行からしかスタートできないのだけれども、往々にして、書かれた内容と自分自身の理解というものは、ひびきあって重なり合っていくものなのだ。そういう意味で、書物というものはモノでも無機物でもなくて、生きているわたしたちの魂と呼応しあう有機体なんだと思う。

というわけで、なにがいいたいかというと、

「読みたい本があったら、1日1ページでも、1行でもいいから、読みすすめてみるといいよ」ってこと(……なのか?きょうのわたしがいいたかったことは?笑)!


寝るか、読むか、書くか、踊るか、掃除するか。
そんな2月を過ごしておりました。どうなる3月!どうする3月!

あんにょーん。


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