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私が留学を諦めようと思ったとき

今は留学をスタートしていますが,私には留学に行く必要があるのかと考えていた時期がありました。今回はその話を書きます。きっとこの経験は私が困難にぶつかったときに,助けてくれると思います。この記事はわたしのためのものですね(笑)

これは留学行けないかも……

晴れてトビタテ生となった私ですが,新型コロナウイルスの影響で留学を延期し続けていました。

そして,2021年6月ごろに長期留学のトビタテ生の奨学金支給の再開の通知が来ました。
「ついに!留学にいける!」と意気込んでいました。

しかし,大学から不許可の通知が来ました。
理由は渡航先であるカナダの感染症危険レベルがレベル3であったからでした。

当時の感染症危険レベルはほとんどの国がレベル3で,レベル2だった国も国境封鎖などの措置があって,留学生が入国できない国が多かったんです。

あ~,無理だ

ここからはどん底です。

高校の先生にはならないし……

留学を延期している間に,高校の先生への道は歩まないだろうなと思っていました。
教職の授業を本格的に受けていくうちに想像以上に大変そうだと感じて,私にはできないと思いました。

高校時代の私は学校の先生の表面しか見えていなくて,その表面を見て「先生になる!」と決めたのかなと

「こんなに教育に情熱を注げるほどの思いはないな」と思いました。

これが1つ目の理由。

2つ目は「文章書くのって楽しい!もっとやってみたい!」と思ったことです。

留学を延期している間に,トビタテ生の同窓会組織「とまりぎ」のHPでインタビュー特集を運営していました。

私が運営していた特集が気になる方はこちらから!

「はじめての留学特集」

「社会人トビタテ生の留学する前と後特集」

先輩トビタテ生の話を聞いて,文字起こしして,記事を編集する

私が感じた先輩トビタテ生への感動や尊敬,驚きが記事となって公開されることがとてもうれしくて,そして,記事に協力してくださったトビタテ生の方からの言葉もうれしくて

こんな仕事もいいなと憧れ始めていました

そんな思いを持っているとふとこんなことを思うようになりました。

「あれ?私先生にならない可能性が高いのに留学行く理由ある?」

行けないかもしれないのに加えて,将来の進路も変わりそう。
ついに,留学への目的が失われようとしていたんじゃないかなと思います。

留学に行っていないのに,なんで将来の役に立たないって決めつけるの?

そんな風にモヤモヤしているときに,オーストラリアが日本人留学生の受け入れを再開することを知りました。

「え?チャンス?」って思っていたけど……

なかなか計画変更が通りそうな学校が見つからない…

前のプランはカナダ専門エージェントのオリジナルで,それをオーストラリアで実現しようとするとなかなかハードでした。

「あ~心折れた」っていうときに,私がとてもお世話になっている方から連絡が来て,相談にのってもらいました

「私は先生にはならないし…」「どうせ留学に行っても将来のためにならないし…」「将来のやりたいことのためになるようなことに時間を使った方が……」

と話していたら,

「話聞いてるとちょっとイライラするわ。まだ留学してないのに,なんで留学が将来の役に立たないって決めつけるの?」

私は真剣に悩んでるのに!!!と思いながらも,なんか心に突き刺さるものがありました。

もしかしたら,諦める理由を探しているのかな
どうせできないって決めつけているのかな

とだんだん思い始めました。
(あとは,私の性格的にイライラするって言われると,なんか見返したくなる気持ちが湧いてくるのもあるかも?)

「まだ留学してないのに,なんで留学が将来の役に立たないって決めつけるの?」

この一言で一念発起して,真剣にオーストラリア留学へと踏み出しました。

諦めるのはもったいない

留学に限らず,何かに熱中した記憶とか達成感とかっていつも自分に力を与えてくれるんじゃないかなと思っています。
それは,インタビュー特集を通じて先輩トビタテ生の皆さんに教えてもらいました。
だから,もう1度URLつけておきますね!(笑)

「はじめての留学特集」

「社会人トビタテ生の留学する前と後特集」

留学分野が将来の仕事に結びつかないから意味がないのではなく,挑戦しようとしたのに諦めることが意味がないことで,もったいないことだとインタビュー特集やアドバイスを聞いて感じました。

留学だけじゃなくても,挑戦するか迷っている人は挑戦してほしいと思います。
まだ1日しかいませんが,いざ留学に来てみたら「もう後戻りはできない。やるしかない」という強気な気持ちになってます。(笑)


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