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191、日本の「失われた30年」の背景

こんにちは、鈴木です。

みなさん「失われた30年」って聞いたことありますか?
最近よく耳にされる方も多いのではないかと思います。

私が学生の頃は「失われた10年」と言われていた時代がありました。
当時も、その話を聞いて、私が日本の未来に危機感を覚え、稼ぐ必要性を強く感じたのを覚えてます。

その後「失われた20年」と言われていた時代も経て、今では「失われた30年」と言われている訳です。

日本はかつて経済大国として世界に名を馳せていました。
日本の技術者は本当に優秀で、自動車や造船など、世界に大きく影響を与えていた時代があります。

特に1980年代は日本経済の黄金期であり、バブル経済と呼ばれる高度な成長を遂げていました。


しかし、1991年にバブルが崩壊し、経済は急速に減速しました。
それからの30年間、日本経済は回復の兆しを見せないまま「失われた30年」と呼ばれる時代を迎えています。

この記事では、その背景と一部の要因を解説し、私たちがどう生きるかを考えたいと思います。

●バブル経済の崩壊

ちょうど私が生まれた頃である1980年代後半の日本は、不動産や株の価格が急上昇するバブル経済の時代でした。
日本経済全体が好景気に沸き、多くの人が浮かれていた時代です(笑)


土地や株式の高騰により、企業や個人は多額の借金をして投資を行いました。
しかし、1991年にバブルが崩壊。
不動産価格や株価が急落し、多くの企業や個人が経済的に困窮しました。
これによって日本経済は停滞することとなったのです。

●金融機関の不良債権

バブル崩壊後、多くの金融機関が貸したお金(融資)の一部が返済困難になり、不良債権が膨らみました。
これにより、金融機関が新たな融資を渋るようになり、経済の成長が鈍化したのです。

●少子高齢化

これも最近よく耳にする言葉ですよね。
日本の人口は、高齢者の割合が増加し、若者の割合が減少しています。
将来に備えてと、稼ぐ必要性が高まり、晩婚化が進み、それに伴い出生率もどんどん下がっているわけです。

これにより、社会保障費が増加し、経済の成長が鈍化しています。
また、労働力不足が進行し、企業の生産活動やサービス提供にも制約が出てきています。

●年金問題

これもよくよく耳にする言葉です。
少子高齢化の進行に伴い、現役世代が支払う年金保険料が減少し、一方で年金受給者が増加しています。

これにより、年金制度の財政が圧迫され、将来の年金受給が不安定になっています。

定年がどんどん延長され、年金の支給もどんどん遅れ、、、
働きたくて働いてる人はいいですが、生活が苦しいが故に、歳を重ねてからも、重労働を強いられる状態となると、たまったもんじゃないですよね。



代表する4つの事象について整理してみましたが、今後「失われた40年」「失われた50年」と続く可能性も大きくあります。

これらの問題が将来の日本経済や生活に大きく影響を与えることを理解し、今からできることやって、準備しておくことが大切だなと、つくづく感じます。

以上です。

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