2024年はじめの日

ついこの間、もう気づいたら12月だという記事を書いた気がするのに、気づいたら年が明けていた。
あけましておめでとうございます。
今年もゆるりと生きていこうと思う。

コロナ禍になってからしばらく帰省を控えていたのだが、数年ぶりに夫の実家で年越しをすることになった。
2泊3日で帰るので猫はかかりつけ病院のペットホテルに預け、帰省ピークを避けた日程で新幹線にゆられて義実家へ。
非常に有難いことに私は縁に恵まれていて、義実家でも皆、本当の家族のように接してくれるのであまり気は遣わないで良い。

今年は義兄一家、義妹一家も帰省していたので、随分な大所帯での年越し・正月となった。
小さかった甥っ子姪っ子達も数年見ないうちに随分大きくなっていて、子供の成長は早いものだとしみじみ思った。
クリスマスは姉一家と私の実家で過ごしたのだが、その時も姉側の甥っ子姪っ子を前に同じことを考えた。
大人の数年と子供の数年は全くの別ものだとはっきり感じる。

甥っ子姪っ子達にあげるお年玉は帰省前に用意したのだが、ちょっとウケを狙って年長の甥っ子姪っ子へのポチ袋を「例のアレです」と書かれたものにした。
今朝渡した時にくすくす笑ってくれたので満足だ。
未就学のおちびさん達には100円玉を沢山用意して小さいポチ袋に入れて渡した。
ちゃりちゃりさせて喜んでいて、とても可愛かった。
人数が多いので準備は大変だったが、にこにこ嬉しそうにされるとこちらまで嬉しくなってしまう。
お年玉はわくわくする良い文化だ。

お正月の挨拶を終え、おせちやお雑煮を終え、なんやかんや一息ついたので寝正月でだらだらのんびり過ごしている。
ネットサーフィンしていると、クリスマスシーズンも過ぎたからか、私の愛するクリスマスのドイツ菓子が割引価格で売られていた。
儚い命だったレープクーヘン、オリジナルを買うからこちらは良いか…と諦めたエミール・ライマンのプレミアムシュトレン、スパイスクッキーのスペクラティウスなどが半額になっていたので注文。
プレミアムシュトレンは3月までもつので年末に届いたシュトーレンを食べてからゆっくり食べるつもりだ。
レープクーヘンやスペクラティウスは小腹が空いた時や口寂しい時に食べようと思う。

そういえばお雑煮について。
私の実家のお雑煮は澄まし汁に焼いた丸餅と結んだスルメ、鶏肉、人参、大根、れんこん、椎茸、ほうれん草、鞠麩、なるとなどが入っている。
両親は九州、福岡と大分の出身なのだが、うちのお雑煮が丸餅なのは西日本の人間だからだろうか。
東日本は角餅を入れることが多いような印象がある。
お餅を焼くか焼かないかにも地域色が出るように思う。
個人的に焼いた香ばしい餅と澄まし汁の組み合わせはしみじみと美味しくて好きだ。
具沢山なのは何故なのだろう、あまり詳しく聞いたことはないが、自分で作る時も記憶を頼りに具沢山で作る。

夫の実家では2種類のお雑煮を食べることが多い。
夫の母方のお祖母ちゃんが作る里芋の入った白味噌のお雑煮と、義母の作る澄まし汁のお雑煮だ。
お祖母ちゃんの作る白味噌のお雑煮は四国由来だそうだ。
義母の作る方はおそらく熊本出身の義父に合わせたものだと思われる。
どちらも丸餅が入っていて、とっても美味しいので年越し帰省の度に楽しみにしている。
お雑煮は各家庭でかなり違うので、他の家でどんなものが入っているか聞いて回ると面白い。
友人の家では餡の入った餅をお雑煮に入れるそうだ。
どんな感じなのだろう、一度食べてみたい。

と、ここまで書いたところで地震がきた。
震源地は石川で最大震度は7、大津波警報も出ているようだ。
正月で家族一緒に過ごしている方も多いだろうから安否確認はしやすそうだが、震源に近い方々は大丈夫だろうか。
ニュースではひっきりなしに避難指示が出ている。
出来る限り被害がないことを祈る。

今年から新しい仕事を始めるので、私にとってはちょっとした変革の年になりそうだ。
無理をしない程度に頑張りつつ、趣味も仕事も楽しんでいきたい。

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