近況と過去と未来と創作

阪神セ・リーグ優勝が決まってから約1ヶ月半、ついに先日阪神は日本一になりました。
その間、私自身もいろいろ変化がありましたが、9月から11月の間にカメラマンとして撮影依頼が4件。10月から本格的に写真用のInstagramアカウントを動かし始め、森林用のInstagramを圧倒的に超える速さでどんどんインプレッションが増えていっています。

思えば、カメラマンになりたいと思ったのは2019年、うつ病で大学休学中の時でした。その時は既に、自分は社会不適合者であり、会社勤めは向いていないことに薄々気づいていて、「カメラマンなら続きそうだから…」という浅はかな理由でカメラマンを目指し始めました。
その間さまざまな紆余曲折があり、やっと4年目にしてその願いが叶い始めています。

でも、私が今やりたいことはカメラマンになることではない。もっと若者が希望を持てる日本にしたい。そんな想いが年々強くなっています。
きっかけは今年4月、千葉県でお友達と2人で飛び降りした高校生の女の子でした。
自分が鬱になった時、
自ら命を絶つことができたらどんなに楽だろうか……私にはそんな勇気はない…自殺できる人はすごい…
そんな気持ちを悶々と抱えていました。

でも、そうじゃなくて、自殺できる人は、その決断しかできないくらい、もう何もかも絶望で救いの手すらも届かない暗闇に行ってしまった人なんです。自分が経験したから分かるけれど、みんな本当は生きたい思いを胸の奥底に抱えている。誰の助けも届かないほどに世の中に絶望している人が本当に多いんです。生きるためにはお金がないと生きていけないという絶望感は、うつ病になり自分の価値をマイナスに感じている人にとって、よじ登るには高すぎる壁です。
やりたいことはあるし、働かないといけないこともわかっている。だけど、自分にはなんの取り柄もなくて社会にも必要とされていなくて、自分の気持ちを優先なんかした暁には無能呼ばわりされる。
常に親や先生や周りの友達の言葉に応えようともがき続けて疲れ果ててしまった人たちは、完全に心を閉ざしてしまう。そして、彼らは自分は無能だ、今の日本には求められていないと自分に言い聞かせることで、同情と共感だけで繋がった居心地の良いネット社会で漂うように生きて、もう無理だなと思うと自ら命を絶とうとします。

私がその壁を回避できたのは、お金よりやりたいことが上回ったから。どうせ死んだら、お金とか幸せとか、そんな価値観全部消える。なら、やりたいこと思う存分やって死にたいなって。他人の「無能だ」と言う声なんて、ガヤ…雑音でしかないと気づいた。今は言語化できますが、その時はなんとなく感覚で、その事実に気づきました。
いつしかそれは前向きに生きる原動力となり、やる後悔よりやらない後悔、という価値観になり、なんでもやってみようって思い切って挑戦できる、行動力の源になっています。

今も私はお金があまりないけど、鬱になんか絶対にならない。なぜなら、自分がやりたいことに全力で取り組んでいるし、比べるべきは他人ではなく過去の自分で、道半ばで死ぬなんて絶対に嫌だし、死ぬまでやりたいことなんてたくさん出てくることを知っているから。人生上手くいくことなんて本当にひと握りで、辛いことの方がずっとずっと多いことももう体感として知っています。でも、今できる目の前のことを頑張れば、必ず自分が望む未来は手に入れられることも知っている。

大学生の時、ディズニーが大好きでずっと千葉に住みたいと思っていた、その願いはちゃんと引き寄せられて今千葉に住んでるからね。

願えば叶うし、願う人が増えれば増えるほど、叶う速度はどんどん早くなります。

今の私の目標は、私の想いをどんどんいろんな人に話して、同じ想いを持ってくれる人を増やすことです。
私が叶えたいことは、森林の多面的機能を通して、忙しい現代人に癒しやレクリエーション、楽しみの機能を恒久的に届け続けること。そういう森林を作ること。そして、自死してしまう人を1人でも減らしたい。

カメラはその1ツールに過ぎない。
その他にも、自分が持つ絶対音感やリズム感、文章力、動画編集スキル…いろんなことを総動員して、創作の延長線上に自分自身のやりたいこと、人生のテーマをやり抜いて生き切りたい。そんな気持ちでいます。

だから、撮影依頼ももちろんお受けしますし、ポートレート撮影大好きなので楽しさしかないです。でも、私が実現したいのはカメラで収益を得ることができるようになった先の未来です。会社勤めせずに自分が得たい収益を得て、生活費以外のお金はビジネスにつぎ込んで実現したいことを実現する。

道のりが長いことはもう知ってます。だって、ここまで来るのに4年もかかったんだもの。
だけど、あと4年、32歳になる年にはまた自分の夢が叶っているかもしれない。そう思うと、案外辛さに耐えて生きることも悪くないかも…?
そう思っています。
これを読んでいる誰か一人だけに届けばいい。そんな気持ちで書きました。生きることは、まじで辛いけど、まじで楽しいよ。

いま自殺を考えているそこのあなたへ。
なぜ自分には価値がないと思いますか?
それを決めたのは誰?
価値がないってどういうことでしょうか?

もう一度、自分の常識を疑ってみてください。世の中には、案外非常識でもみんなに好かれて生きてる人、たくさんいるよ。

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