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キューバ日記 #6 ハバナの早朝、美しい満月とともに

早朝ですが、
ハバナの空に美しい満月が見られました

先日の一時帰国中からキューバに戻るまで、
さまざまな心の葛藤がありました  

決して快適とは言えない
辺境の地に住み続けることに、
果たして意味があるのだろうか。  

かと言って、正直、 今の日本に
居続けることにも 疑問や不安が拭えない。

結局、どこに居たって
さまざまな問題が付き纏う。

それならば、もう一度
開発協力に携わりたい、という
好奇心と信念に従おう。

これまでも、 海外への扉が開かれてから
私の人生は大きく変わった。  

世界にはたくさんの
思想、哲学、生き様が溢れている、
このことを自分の肌で感じるほど
刺激的なことはない。

残念ながら、それらの違いは
国同士、人同士の諍いに繋がってしまうのが
昨今の世の中だ。

何も知らないまま
それらを傍観することにも
憤りを感じる。  

どんなに小さな一歩だとしても、
せめて自分だけは
より良い社会を目指す気持ちと、
付随するアクションを起こしていきたい。

そんな気持ちは、
この15年ほど、いや幼い頃から
なんら変わっていなくて、

結局私は、自分の気持ちに正直に
生きているだけなのだ。

理解されなくても、 少数派だとしても、
歩みを止めることはしない。

産み落とされたその日から、
人の数だけ使命が溢れている。

自分にしかできないこと、
自分だからやれること、
そもそも存在するだけで
誰かの役に立っている。

自分の存在を否定しまうときが
あるのだとしたら、 

それは月が昇らない闇夜の如く、
世界を閉ざしてしまうようなもの、
と言えるだろう。

それほどまでに、 一人一人の
人間の可能性というのは計り知れないものだ、
と 信じずにはいられない。  

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