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傷ついた私の女性性

復縁することで、
私にとっての一番のネックが、
夫とのスキンシップでした。

この問題を解決しない限り、
復縁は、あり得ないなと思いました。

ずっと内観してきて、気づいたことが、

私には、性のブロックがあるのかもしれない?でした。


そこで、過去を振り返ってみたところ、

過去、お付き合いした人達とは、
スキンシップに関しては、私自身が積極的ではなかったものの、
問題はなかったことを思い出しました。

拒否反応すら、ありませんでした。

夫とのスキンシップに、なぜ、これほど拒否反応があるのだろう?

思い出してみると、

いろいろ、出て来ました。

されて、嫌だったこと‥

急に夫からプレゼントをもらい、
立派な箱にリボンがかかっていて、

中を開けてみると、

黒いセクシーなコルセットの下着でした。

値段を聞くと、
私への毎年の誕生日プレゼントよりも高いお値段。

これって、私へのプレゼントじゃなくて、
自分へのプレゼントでは?

私は、夫に、
私が欲しいものでもないのに、大金を使うのはやめて欲しい、と
話しました。

そして、数年が経ってから、

今度は、黒いハイヒールをプレゼントされました。

これは、前みたいに値段が高いものじゃないし、
安いものだ、と言い訳らしきものをしていました。

私は、怒ってすぐに返品して!と夫に言いました。

この経験から、私が思ったことは、

私は夫の快楽の道具に過ぎないのだということでした。

夫の要望が、どんどんエスカレートして、
私は、自分がセクシー女優みたいだという気分にさせられ、

自分の尊厳がどんどん失われていきました。

女性としての、尊厳です。


それから、夫をそういう色眼鏡で見るようになり、

そういう色眼鏡で見ると、

バックハグとか、触れられることが、
若い時の通勤で遭った痴漢や変質者の経験を思い出し、

夫がしてることと、重なりました。

それ以外にも、

夫には、がっかりしたことがあります。

家族ぐるみでお付き合いしていたご夫妻がいて、
レスということを奥様から聞いていました。

夫にある日、聞きました。

もし、私ができなくなったら、どうする?離婚する?

夫は、答えました。

レスだったら、離婚する。

その後、私が40代の初めに、
子宮からの出血が止まらなくなり、

ホルモン剤を飲んだりして、
治療していた時期がありました。

その時に、私が思ったことが、

私はもうできなくなる。
できなくなったら、夫から離婚される。

離婚される前に、
早く治さないといけない。

早く元の体に戻らないと‥

焦って、必死になっていた自分の感情を
思い出しました。

そんなことが、今から十数年前にありました。

前回、帰った時に夫に、
その時の話しをしました。

夫はまったく覚えてなく、

そんなことを言うはずがない。

何かの誤解ではないか?と、

動揺してしていましたが、

私は、はっきり覚えていました。


クリスマス後、
日本に帰ってきて、

やっぱり、復縁は無理だと思いました。

どうしても、夫とのスキンシップはダメ。

それから、色々な可能性を求めて、
私は、女性性について、学ぶことになります。

つづく










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