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ほんとうの輝きを引き出すには

私がやりたいことって何だろうと考えた時期がありました。
その時に出てきた答えは

「すべての存在を輝かせる存在になりたい」

でした。
すべての存在ってどこまでやねんってツッコミ入れたくなりますが
たしかに人間だけのイメージではなく動物から物まで
すべてが輝いたらいいなって
そんな漠然とした考えをする人でした

子供のころから、なりたいものがなくて
『風の谷のナウシカ』をみて初めて
「ナウシカになりたい!」って思ったくらいに
夢みる夢こちゃんといわれてもしかたない子でしたからね。

そうなんです
輝かせるってどういうことか
その存在らしさを思う存分に発揮するイメージ
存在をまっとうする、完全燃焼するイメージ
かな

人間に話を絞ると
人間って「人の間」と書くように
環境と切り離して生きることができないし
どれだけネット空間でアバターが活躍しても
どこにいっても人間関係は切り離せないと思うんです

人間は誰もが不完全で特異性をもっているので
その不完全同志がチームを組むことによって
完全になろうとしますね
特異性の融合によって
いろんな不可能を可能にしてきたのが
人間の創造の力だと思います。

そんな人間がつくる組織の単位っていろいろあると思います。
人類という組織にみんな所属はしていると思いますが
通常は「国」とか「企業」とかの組織に所属しているということに
なると思うんですが
今からの時代の組織の理想といわれているのが

リゾーム組織

といわれるものです。
これってフランスの哲学者ドゥルーズさんと精神科医のガタリさんの共著で出てきた概念みたいですね
シンプルにいうと、トップダウン型(ツリー型)とか、ボトムアップ型とかではなくて
誰もが共通の茎をもった上で、それぞれが対等に独立して成長していくことが可能な組織のイメージみたいです。
今までが問題解決を目的とした組織のつくりかただとしたら、

リゾーム型は、生産者と個人と企業がネットワーク的につながって
多様な価値観を交換しながら、価値創造をしていくそうです。

リゾームというのが「地下茎とか根茎」を指すそうです。
竹やシダがリゾーム型といわれているらしいですね。もっとわかりやすく書くとこんなイメージ?

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参考:https://www.bigtech.jp/gilles-deleuze/

今からの時代は1つの企業や組織に「所属」をするスタイルではなく価値観が合うもの同士でのプロジェクト制の働き方がメジャーになるともいわれていますが、そこにもつながるスタイルがリゾーム組織だと思います。

リゾーム組織を目指す時に、障害となるのが
価値観、観点の違いをどのように超えていくのか
いかに全員が生産手段を持つようになっていくのか
という点があるのではないかなと思います。
そこを可能にしていく一つの技術が
生産手段革命をおこす「認識技術」だと思います。

令和哲学カフェ」が日本中に広がって、世界中に広がって
認識技術を使う人たちがあふれるようになれば
リゾーム組織は早いスピ―ドで広がっていくと思います。

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