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偏愛と仕事の距離を縮めていきたい。

ちょっと前の話。

とある企業にて、グループ内外から集まった有志約400人を前に話す機会をいただきました。(教育実習や音楽をやってた頃の場感って、こういう時に役立ちますね)

先輩方がマーケティング、ブランディング戦略、マス広告クリエイティブについて話す中、若輩者の自分が語れることって正直ない。。それなら等身大の自分の話をば、と腹をくくり、『絵本という偏愛』というニッチなテーマを設定。

大学時代から始めて丸7年になる絵本づくり。

その過程で得た知見を、どのように日常のクライアントワークに応用しているのか。どう課題を見つけ、どうアプローチし、どんな結果が出ているのか。について、今進めているプロジェクトの話も交えながらお話ししてきました。

今回ひとつ自分に課したハードルは絵本の朗読。
選んだのは、確かまだ学生の頃(2013年くらい?)に相方とつくった、砂糖を入れてもらいたく試行錯誤する一杯のコーヒーの話。「スベったら大変だ、こわー」と不安を抱えながら読んでみたところ、嬉しいことに好評で。

興味深かったのは1人に読み聞かせる時も、400人の時でも、笑いのポイントが同じだったこと。これは研究の余地がまだまだあるなぁ、と。

なんだかんだ、聴いてくださったみなさんの暖かさに救われました。チャレンジしなきゃわからんことってありますね。

ささやかなアフターパーティにて、新たに絵本関連の仕事をいただいた上に、2.5次元アイドルへの偏愛を持つエンジニアさんと「また今度お茶でも」という仲になったので、今後が楽しみ。

世界の多極化に拍車がかかる昨今。知らないうちに、自分の幸せが誰かの何かにすり替えられないためにも、偏愛や好奇心というテーマを体と脳みそを使って深掘っていくことにとても意味があるなー、と思う最近です。

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