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キャリアカウンセラー・保育士として
子育て支援をしていて思ったこと。

それは、赤ちゃんが生まれた途端
ママは今までの自分のことを忘れていく。

おしゃれな格好をしたり
流行りの音楽を聞いたり
趣味を楽しんだりした自分をすっかり忘れて
赤ちゃんと向き合っていく日々が続く。



世間から遮断されたような感覚になり、
赤ちゃんを大きな病気や怪我なく
無事に育てていけるのだろうかと
未来の心配で想像が膨らんで
不安と焦りを感じることもあるでしょう。


私は、初めての赤ちゃんを産んだあと
息をしているか?と生存確認を何度もしていました

じーっと目を凝らして見ていると
お腹が上下するのがわかります。

でも、全然わからない時があって

もしかして
息をしていないのでは?と心配に

実際はただぐっすり眠っているだけで、
そっとしておきたいという思いも入り混じります。

それでも確かめないと不安で少し揺さぶってみたり

ティッシュを細くちぎって鼻の前にかざして確かめたり 苦笑


赤ちゃんが寝ている間に家事をしたり
自分も少し横になったり
気になることを片付けたり
自己ケアをすればいいものを


不安が優先して無駄に?過ごしてしまう

やれ便秘になった
やれミルクを大量に吐いた
おっぱいの出が悪い
赤ちゃんの体重が増えない
寝過ぎて授乳ができない
全然寝てくれない
全然、泣かない
1時間以上激しく泣いている
でもどうして泣いているかわからない

生まれたばかりの赤ちゃんに振り回されて
命を守るという重圧に押しつぶされそうに

このような経験を通して
母親としての強さや
スキルを身につけることはあるでしょう。

と同時に自分自身を後回しすることを習慣化してしまうことにも


だから
私は、子育て中のママたちに
「自分の好きなことって何ですか?」
「楽しいことは何ですか?」と聞くようにしています。

少しずつ自分自身を思い出していくことが大切だと思うから。


「えー、わからない」
「思い出せない」とか

初めはそんな風に答えるママも多いです。

しばらく考えて
「そう言えば、子どもができる前はこんなことをしていた」とか

「子どもができたら自分の好きなことを
一緒にできたらって考えていた」とか

少しずつ自分のことを思い出す。

過去の自分と今の自分のギャップに戸惑いも感じながら。


ママでない自分
過去のことにときめく自分
そこに罪悪感を抱く人もいます。

もうママなのだからとか
ママになったらこうあるべきという思考が
優先してしまっているのでしょう。

ママであることと、自分自身であることを同時に楽しむことは
赤ちゃんにとっても大切なこと


自分が満たされると
自然と赤ちゃんにも優しいいママになれます。

育児は必ず終わりを迎えます。
3歳までの子どもは可愛さを炸裂し一生分の親孝行をし
ママを頼りにしてくれるのも7年半と言われています。

新生児さんと向き合っていると
おむつ替えと授乳に追われ続けます
果てしなくこんな日々が続くような気がしてしまう。


一人で頑張ることはありません。
たくさんの人と協力し、子育てをしていきましょう。

「他のママはみんな頑張っているのに
こんなことで弱音を吐く自分はだめだ」なんて思わなくていい。

ホルモンのバランスが崩れているせいもあって
気持ちが落ちることも多いかもしれない。

そんな時は、遠慮せず地域のサポートや
信頼できる専門家のアドバイスを求めてみてくださいね。


どうか自分自身を大切にしてください。

ママであることと、自分の人生を両立させることは

赤ちゃん優先を考えすぎて
初めは大変なことかもしれませんが、
きっとできるはずです


自分を喜ばせる時間を見つけることは、大切な一歩です。


どうか焦らず、自分の心にも寄り添う時間を作ってくださいね。

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