トラウマケアを受けてみた DAY2
普通に育ったはずなのに、なぜか生きづらい。
それは発達性トラウマかもしれません。
トラウマケアのカウンセリングセッション、2回目。
1回目の感想はこちら。
前回から今回までのあいだの変化
4年ぶりくらいに1週間ずっと実家で過ごした(月1回は帰省しているが、長く実家で過ごすことは珍しい)。1週間前にセッションを受けたことによる自分の変化は、正直わからない。あまり変わっていないように思う。
ただ、前回は問診がほとんどでトラウマケアはお試し程度だったので、まだ効果が出なくてもおかしくは無いそうだ。変化は少しずつ時間をかけて起こる。まるで、いつも未完成な姿を見ていた建設中の建物が、気付いたら完成しているように。
そもそも、トラウマを克服した状態ってどんな状態?
「トラウマがある今は自己を消失している状態。トラウマを克服すると、自分を取り戻すことができる。そのままの自分で問題ないことを理解できる。NOと言えたり自我ができる。」らしい。
そしてトラウマを克服すると、ぶり返すことはない。克服までの調子の上がり下がりはあれども、必ず克服に向かっている。
すぐに効果が分からなくても、淡々と積み重ねるしかない。それがじわじわ効いてくる。
前回から今回までのあいだの出来事
今週は、ある人に今悩んでいることを相談した。これはいつものことなのだが、相談すると、知っている知識や価値観を一方的に喋られる。「もっとこうしたらいい」とか「それは絶対に違う」とか言われる。
だから最近はあまり相談をしていなかったが、今回は勇気を出して相談してみた。でもやっぱり同じだった。
ただ、カウンセリングの影響かはわからないが、今回のことで良い意味で諦めがついた。この人はそういう人なんだ。
トラウマケアを受けてみて
セッションでは、前回からの変化や質問について一通り話したあと、トラウマケアを受ける(詳細は著作権の関係上伏せさせていただく)。
今回の相談内容は「相手に自分の気持ちを素直に伝えられない」
トラウマケアに入る直前、「その状態をイメージしてみてください」と言われる。すると、心臓のあたりがもやもやして、喋ろうとしても喉で固まる感じがあった。伝えたいのに伝えられない。これまで何百回もこういう状態になった。
トラウマケアが終わり、また「その状態をイメージしてみてください」と言われる。もやもやした感じ、喉が固まる感じはなくなり、すっきりした。
前回も感じたが、このトラウマケアは瞑想に近い感覚がある。目を閉じて、一定期間全てのしがらみから離れ、トラウマケアに集中するからだろうか。今度瞑想後の感覚と比較してみよう。
トラウマ克服のために日常生活で意識すること
・睡眠をしっかり取る
・身体を動かす
・タンパク質多めのバランスの良い食事
えっ、当たり前のことやん…。
人間は周辺環境に大きく影響される生き物である。トラウマですら、周辺環境に依存するのだ。
一番大切なのは心の問題ではない。
まずは身体が健やかになれる生活を送ること。
あとがき
トラウマケアの中で「あなたは社会に受容されている」というニュアンスの言葉が出てきた。これを聞いたとき、noteでの発信のことが思い浮かんだ。ほぼ推敲もしないまま自分をさらけ出しているnoteだが、少ないものの読んでくれている人がいる。スキをくれる人もいる。
こんな自分でもいいんだと思える。
顔のわかる知人相手には見せたくない姿も素直に表現できるこのnoteが、今の私にとっては安全基地のようなものかもしれない。
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