マンション価格はバブル?だとしたら、そろそろ。。。
上記は、国土交通省が発表している不動産価格指数です。この指数をみて、異様さを感じないでしょうか。緑のマンション価格だけがドンドン上がっています。また、2020年の中頃からは、すべてが上昇を始めています。
このグラフに象徴的な二つのポイントがあります。
一つは、上がり始めたポイントです。ここは2013年のはじめですね。安倍・黒田コンビでのアベノミクス、異次元緩和が始まった時です。そこからマンション価格は噴き上げるように上昇しています。
もう一つのポイントは、2020年の6月付近です。ここは、コロナの給付金が支給された時期です。
このように、金融緩和、財政出動と軌を一にするように、不動産価格は上昇しているのです。
特にマンションの価格の上昇には、「バブル」を感じないでしょうか。
日本も長期金利が上昇を始めました。金利が上昇すれば、不動産の取引は鈍くなります。そして、取引が鈍くなると、価格が下落します。
首都圏のマンションの発売が大幅に減じています。そして、価格も下落、契約率もダウン。
今後、金利上昇の影響が徐々にマンション、そして不動産へと波及していくかもしれません。
不動産は遅行指数ですので、金利の上昇や景気の悪化に遅れて現象が現れてきます。その為、これはまだ兆しだと思いますが、今後、金融政策のさらなる変更などがあれば、遅れて大きな影響を受けることになるでしょう。
アベノミクス、異次元緩和、そしてコロナによる財政出動によって、大きく上がったと見えるマンション価格、これがバブルだったとしたら、そろそろ・・・。
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