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3児の母が自転車を漕ぎ続ける訳〜「今を大切に」〜

「寒くなってきましたね。お子さん風邪引いてないですか?」そんな会話から始まったとある3児の母の話。

「〇〇さん、毎日自転車で幼稚園の送り迎え大変ですね。幼稚園バスも出てますけど、使わないんですか?」と僕が尋ねると、「そんなには遠くないから、雨とかは大変だけどね」と少し苦笑いをしながら言いました。「子どもの成長はあっという間で、気がついたら自分からどんどん離れて行っちゃって、嬉しいけど寂しいんだよね」と続きました。

親になると誰もが考えることだよな〜なんて考えながら僕は聞いてました。

「〇〇さんの子供は三姉妹ですよね。しかもそれぞれ歳が離れてましたよね?」
その母の娘さんは、中年生と小学生と幼稚園の三姉妹。(学年はシークレットで)
3人とも性格はぜんぜん違うらしく、どうやら大変らしい。
でも、みんな性格違うからなんだかんだ楽しく過ごせてるのかもと言っていました。

学年差があるからこそ、上の子が離れていく姿を見ると末っ子が育つ姿は嬉しいけど、それと同時に寂しい気持ちにもなりやすいだろうなと思いました。

「大変だけど、こうして今自分がやっていることはいつかこの先やってよかったと思えるときが来る。今その時の、子どもたちとの時間を大切にしたい。」

どんなに辛くても自転車を漕ぐ理由はこういうことだったのか。


ところでこんな話を聞いたことありませんか。
今1億円をあげるといったらもらいますか?
でも、もらったら次の日に死ぬとしたらあなたはその1億円をもらいますか?と。
きっと皆さん貰わないでしょう。それだけ明日には1億円以上の価値があるのです。

1億円以上の価値のある明日とは何か。僕は家族と寝て、次の日起きて家族みんなが横にいることに幸せを感じるでしょう。当たり前のように繰り返される毎日だけど、家族みんなで1日を終えて、明日を迎えるってすごく幸せじゃないですか?
考えればそこに価値がありますよね。

あっという間に大きくなる子供とどう関わるか。
考えるきっかけになりました。

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