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美容がくれる、根拠のない自信とハリボテの幸せを身に纏って生きていくのだ

寝起きのトイレの鏡が辛すぎる問題

朝5時半、息子のキックを思いっきり顔面で受けてしまって目が覚める。ヨロヨロしながら起き上がってトイレに入ると、真正面に設置してある鏡に自分の顔が写っていた。

目の下は黒いクマ、血色が悪くくすんだ肌、乾燥でザラザラに皮が剥けた唇、産後の抜け毛ブームが落ち着いたと思ったら短い毛がぴょんぴょんつむじあたりで跳ねている。広角はだらりと下がって不機嫌そう。

顔色の悪いオバQといったところだろうか。見れば見るほど怖い。大好きな家だけれど、このトイレの設計だけは許せない。

美容は近づきすぎても苦しいし、離れると落ち込む

高校生の頃、友達と出掛けて初めて足を踏み入れたソニプラで、ずらりと並んだコスメに心が躍った。メイクもコスメも両方たまらなく好きだ。

どっこい、子どもを産んでから、美容との距離の持ち方がなかなか難しい。

子育てと仕事と家事で手一杯、正直そんなことまで手をかけられないと思ってしまう。

さらにフリーランスという仕事柄、会社員のように毎日顔を合わせる同僚がいる訳でもない。友達に機会なんて月に一度あるかないか。彼氏は夫になり、さらに父と母になってしまうと、もう隠すものもない。

昔は、他人に少しでも良く見せたいというのがおしゃれの原動力だった気がする。その良し悪しは傍に置いておくとして、”他人の目”が不在の今はモチベーションもダダ下がり。

お客さまに会う時は別として、それ以外はできれば手を抜きたい。メイクする暇があるなら横になって寝たい。でも、寝起きの加工修正を一ミリも施していない顔を見ると本当にがっかりするし…。

こうして、美容との距離は近づいたり、離れたりを繰り返しているのだ。

顔面ゾンビから抜け出すコントロールカラー

そうしてるうち、子どもを保育園に送る時間が近づいてきた。子ども向けテレビ番組が始まり息子が気を取られてるうちにメイクを始めなきゃ。

夜泣き続きで寝不足3日目、今日の顔面ゾンビ度はトリプルA。さて、どうするか。

まずはRMKのコーラルのコントロールカラー。オレンジとピンクを足して二で割ったような絶妙な色合いで、黄みの強い私の肌に適度な血色を与えてくれる。

その後はいつも通りクッションファンデを軽く馴染ませ、ディオールのパールたっぷりのフェイスパウダーをひと塗り。さすがデパコス、ごく細かいパウダーが毛穴を滑らかに整えてつるんときめ細かな肌に演出してくれるのだ。

さらに血色を足すべくアイシャドウと眉も同じくピンク系で揃える。仕上げにいつもよりワントーン濃いポピーレッドのリップを塗って完成!

もちろんゾンビ度はC〜Aまであるので、もう少し睡眠時間が足りて状態がよければ下地を軽くしたり、寒色系のアイシャドウを使うこともある。

肌悩みに合わせてコントロールカラーを使って調整し、やや濃い色のリップで厚めの唇を強調させると、手軽ながらしっかり変化を感じられて良い。

ベストオブベスト、とはいかなくても、まぁ悪くない。それくらいでちょうどいいのだ。

根拠のない自信とハリボテの幸せを味方につけて

自分の肌の特徴や似合う色、顔色をよく見せてくれるコスメの選び方を知っていると、どんな時も「まぁ、何とかなるか。」と、根拠のない自信が芽生えてくる。

どれだけ最悪な一日が待っていようとも、不安な気持ちにファンデで蓋をして、幸せな未来を描くようにリップやチークで彩りを足していく。

そりゃ、これだけ寝不足でハッピーかと言われたらやや疑問系だけど、ハリボテでもいいから幸せを先取りしていきたいの。

パーソナルカラー診断ってイエベだブルベだを知るために受けるわけじゃない。自分という素材を知れば、もっと楽にきれいになれる。顔色がよく見えるだけで、幸せそうに見えるからね。

悪いけど、私たちって忙しいじゃない?おしゃれを味方に、ちょっとリップを塗るだけで、私たちは自分で自分を勇気づけることができるのよ。

根拠のない自信とハリボテの幸せに力を借りて、今日もなんとか乗り越えていきましょうね。

それでは、明日もいい日になりますように!


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