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情況への発言

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その時々の政治に対して、ステートメントや提言などを発信していきます。
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#選挙

闘う姿勢――果たして立憲の票は維新に奪われたか?

 先に公開した立憲民主党の記事「第26回参院選(2022年)立憲民主党――支持されるとはどうい…

補選について少々

 大した内容ではないのですが、4月23日に行われた衆参補選について少しだけ書きます。  4月…

国葬をめぐって突き付けられたこの世論をあなたがたはどうするのか

 これまでに発表された全ての全国世論調査から平均を出した結果、内閣支持率の下落と連動する…

強行採決を止めるには?――議席バランスのはなし

 これまで与党はたびたび国会の場で強引な採決を行ってきました。2013年の特定秘密保護法、20…

野党は野党としてふるまうことを放棄するな

「野党は批判ばかり」「野党は反対ばかり」ということが去年から盛んに叫ばれています。こうし…

今の野党共闘は果たして〈共闘〉の名に値するか?

 11月16日に発表した先の記事(野党共闘は失敗か?)では、小選挙区での候補者の一本化という…

未来はまだ変えられる――野党はコロナが照らし出した日本の根本問題と向き合え

 総裁選にともなって自民党の支持率が上昇を始めました。新政権が発足すれば内閣支持率もまた大きく上がるでしょう。任期満了まで間がないため、今回はそのまま衆院選を迎えることになりそうです。  けれども総裁選はいち政党の内部の事柄にすぎないのですから、本来ならばどのような総裁が選出されたとしても、それと対峙できるような内実を野党は打ち出していかなければなりません。コロナを前にして国民がおかれた現実はまるで変化していないのです。日本が抱える様々な困難についても同様です。少なからぬ人

人口崩壊の全貌――今後、日本の少子高齢化は別次元の恐ろしい姿をとる

 人口減少は日本から漠然と人が減っていき、労働力が失われていくこと。少子高齢化は子供が減…

「今」を歴史の転換点にしよう

 今度の衆議院選挙では、新型コロナウイルスをめぐり、医療や経済が争点にのぼるでしょう。し…

投票の義務化について――投票率低下の原因を一方的に有権者におしつけるのは間違い

 自民党の石破氏が講演で「投票は義務にすべきだ」と語ったことが議論になっています。  石…

産経・FNN世論調査の不正にたいする見解

 産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が合同で実施している世論調査について、業務委…

立憲民主党の支持率はなぜ下落したか

 ⭐それは自民の支持率の下落とともに起きた 立憲民主党の支持率の下落には、単なる一つの政…

与党の政策は根本的に何がいけないのか

 日米貿易協定によって日本の農業生産額が年間600憶~1100憶円減少するという試算を、政府が1…

いま、問われること

この地図を見てください。これは、人口が減っている市町村を水色や青で、人口が増えている市町村を黄色や赤で塗り分けたものです。 昔、もっと広く分布していた黄色や赤の自治体が、時を経るごとにどんどん青く染まっていく様子を見せたかったのですが、間に合いませんでした。だから、そうした自治体が一つ一つ消えていき、一握りの人口密集地だけが残されていく様子を想像してください。 この傾向が今のまま続けば、現時点で人口が増えている自治体も一つ一つが転落していきます。やがて札幌が、広島が、