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「事業会社がスタートアップ投資の主役になる時代」MIRARGO CONCEPT vol.3

日本のスタートアップエコシステムが直面する問題に対して、MIRARGOが掲げる『共創型スタートアップ投資』のコンセプトを4回に分けて紹介しております。
vol.2「START UPの自前主義からの飛躍」をまだご覧になっていない方はぜひ下記リンクよりぜひご覧ください。

第3回目の今回は、『事業会社がスタートアップ投資の主役になる時代』についてご紹介します。
国内では事業会社がスタートアップに投資をする場合、VCへLP投資*をするか、CVC*を立ち上げても運営がうまくいかず最終的に投資会社へ委託するケースがほとんどです。

*LP投資(:Limited Partnership)ファンドへの出資を通じたベンチャー投資活動
*CVC(:Corporate Venture Capital)事業会社が自己資金でファンドを組成し、主にベンチャー企業に出資や支援を行う活動組織

スタートアップと事業会社の距離が遠い現状で、実際に共創は起きるのでしょうか?
投資会社やファンドの存在により遠のいてしまっているスタートアップと事業会社の距離をグッと縮め、深い関係値を築く「共創型スタートアップ投資」をMIRARGOは目指します。

スタートアップ投資は事業開発につながるのか?

MIRARGO自社調べでは「スタートアップ投資」の9割以上、スタートアップから知見や市場のインサイトを吸い取って、Enterprise側で事業開発が進められてしまう現状があります。
この現状では、面白いスタートアップが誕生してもEnterpriseの色に染まってしまい、新しいカルチャーや人材が育たず、日本企業のイノベーションは止まるばかりです。

このジレンマを壊すべく、スタートアップの人材・環境を「母体」と見て、単なるお金だけでなく人材やアセットをEnterprise側からスタートアップへ供給し、両社間の共創する関係とファイナンスの力で、未来への事業開発を実現することができると考えます。

まず支援して、共創し、未来のパートナーを創る

「投資したとて、いきなり共創は起こらない」と多くのスタートアップ投資の現場に立ち会った際、私たちは実感しました。
だからこそ、MIRARGOがEnterpriseとスタートアップの間に入り、スタートアップのコア事業を橋頭堡として確立させ、共同して領域を広げていき、その過程で信頼と資本を積み上げ、永続的な相利共生の関係を構築していきます。

MIRARGOが身内のように共創型スタートアップ投資を進める

「投資して、グロースさせ、共創する」
この3つの機能をもつ人材・チームを採用・構築することは非常にハードルが高い一方で、外部に求めることも難しいです。
MIRARGOは外部ではあるものの、経営プロ人材と投資先のグロースにコミットした成功報酬モデルによって、スタートアップが育つためには何をすれば良いかをスタートアップと同じ船に乗って、本気で考え実現していきます。

さいごに

今回は『事業会社がスタートアップ投資の主役になる時代』についてご紹介させていただきました。
スタートアップを金融商品として見ない、未来の事業づくりに本気の事業会社がスタートアップ投資の主役になるべきとMIRARGOは考えています。
それを実行する人材をどう獲得するのか?
複雑で長期にわたる共創型スタートアップ投資をMIRARGOは同じ船に乗って実行します。

次回は「MIRARGO CONCEPT」の小休憩に、コラムをご紹介します。
『私たちの考える「経営プロ」は、犬ぞりの先頭走るリーダー犬!?』

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