「・・・・・」
黙ったまま、三澤くんは 行ってしまった。バスケ部の練習があるからだ。

くに子ちゃんは、前にも増して大田くんに モーションをかけていた。
だけど 当の大田くんは 本当に興味がなさそうだった。
彼女に、というより 恋愛感情そのものが欠如しているようにも見えた。

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