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Hulu ナイトシフト 真夜中の救命医 海外ドラマは面白い

日本でも医療現場では、コロナにかかっているかもしれないと不安に思いながら、今日もこの瞬間も救命救命に奮闘してくれている人々がいて、その人たちにも生活や家族がいて、愛も別れもある。

じゃぁ、どうしたら良いのか、それがわからない。

ER(救急医療)に運び込まれる人、人、人、それぞれの人生。そして働く人々の人生。

事故にあった母親と発見が見落とされた乳児、薬目当てに仮病を使う常習者、大規模事故の現場に向かう医師とインターンとクレーンに挟まれる現場作業者、自殺未遂をした看護師長とその元婚約者の医師、難民キャンプで土地の慣習や権力の板挟みになる医師、衛生兵を訓練する軍医提携。保険がない低所得のER患者と経営。命の値段。
山盛りです。

3巡観ています。大好きで、涙したり苦笑いしたり、真剣に観てました。

助かる見込みのない奥さんが、残される旦那さんの手を握り投げかける言葉。自分だったら、と考えて、逆だったら、と考えて、泣けて泣けて。

大切な人の命、運び込まれる人の命、延命を拒む人もいれば、なんで助けられなかったのかと泣き叫ぶ人もいる。

タクシーで運び込まれる妊婦。助かる命。心臓が止まっても手術を続行し、戻ってくる命。その命を息を呑んで見守るスタッフと家族。

アメリカという銃社会、基地のある街という戦争や軍隊との関わりは、他にない、世界の抱える矛盾を魅力的なキャストが軽く重く紡いでいく物語。

あー、たまらん。

日々をダラんと過ごしてしまいながら、必死に「生きること」「助けること」「背負ってしまうもの」そして「ユーモア」そういうものが大好きです。こころに響く。

もっと続きが見たかった。書いてたらまた観たくなってきました。4巡目、行ってきます。

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