見出し画像

秋はれんこんを食べよう 野菜オタクの料理記録

秋といえば1番好きなお野菜はれんこん。秋のれんこんは、柔らかく皮を剥く必要もない。じっくり炒めれば甘く、ゆっくり蒸すとほっくりムチッと仕上がる。

マンネリしがちなれんこん、楽しみ尽くせば幸せが止まらない。野菜オタクの自称野菜料理研究部。好きすぎて色々作ったけど、とあるメディアで紹介しきれなかったれんこん料理たち。10月の私のれんこん料理はこうなった。

野菜オタクのれんこん料理

きんぴられんこんのベーグルバーガー
れんこんと鶏肉のポットロースト

油をひいた鍋に、塩を振って水気をふき取った鶏もも肉、人参やれんこんを入れてしっかりと焦げ目をつける。焦げ目がついたら弱火で蓋をして、じっくりと火を通す。

れんこんステーキ

れんこんが出始めるのは8月の終わり。届いたばかりのれんこんは、柔らかい。皮を剥く必要はない。だから、れんこんステーキは料理したくない日の母ちゃんの相棒。

分厚く切って、他の余り物お野菜と一緒に弱火でじっくり蓋をしてソテーする。れんこんはジャガイモのようにでんぷん質が多いから、ゆっくりと火を入れることで糖化して甘くなる。全部フライパン一個で焼く、隙間を開けて盛り付ける。あるものを焼いただけだけど、丁寧に盛り付けたら義理のお母様も喜ぶのだ。

れんこんチップスとルッコラのサラダ

秋の子どもたちの食欲は半端ない。「なんかほしい!」一歳児がついに連呼するようになった。元オーガニック屋店長、市販のお菓子はなるべく避けたい。そこでわが家でよく登場するのがれんこんチップス。

れんこんチップスをパリッと失敗せずに揚げるコツは2つ。薄く切ってすぐ揚げる。焦げやすいので、火から離れない。火が通るまでちょっと洗い物なんて、れんこんチップス様の前ではしてはいけない。あっという間に真っ黒の苦い物体になってしまうから。

一度茹でてからチップスにすると、甘みの増したチップスになるが、パリッとはしない。生のれんこんを揚げてこそ、ぱりぱりを楽しむことができる。

れんこんの梅煮

飾り切りをして、おせちにも入るわが家の定番。みりんは使わず、梅干しだけ。薄く切ったれんこんがひたひたになる量の水を入れて、梅干しを1個か2個。蓋をして弱火でゆっくりと火を入れる。

冷まして梅干しを崩しながら食べるのが最高で、熱燗をね、ちびちびいきましょう。子どもたち早く寝てくれないかな。

旬をいただくということ

旬のお野菜を食べよう!と言い続けている私。旬のお野菜を、その旬の時期に食べることには意味がある。れんこんは、乾燥しがちなこの時期に体を潤してくれる。これから来る冬への冬支度をしてくれるのだ。

れんこんも、これから春に向けて味わいが変化していく。出始めはシャキッとフレッシュなれんこんも、冬が終わるころには今よりもほっくりと甘みがのってくる。どう楽しみ尽くすか、まだまだ野菜オタクは止まらない。

旬のお野菜を食べる生活に切り替えて7年。冬でもきゅうりやトマトを食べていた頃の冷え性はなくなったし、生理痛もゼロ。丸7年悩んだ不妊を治療なしで改善して、2人の子宝に恵まれた。

これはエビデンスがなく、いわゆる「偶然」だからあまり言いたくはないけど、美味しく食べて長生きできたら一番最高の人生だと思う。

れんこんの節の部分は乾燥させて保存する。これは、風邪をひいたときに煮だして飲む。まぁちょっと美味しくはないんだけど。こうして隅々まで、大切にいただく、子どもたちにもずっと教えていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?