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自分の仕事の価値_20230105

昨日、フラメンコギターの先生の誕生会におよばれして、フラメンコ界隈の方々と話す機会がありました。

そこで、フラメンコのアーティストと普通の会社員の大きな違いに、改めて気がつきました。

その違いを一言でいうと「失敗のことを考えてないかのような、多動力」です。

私たち会社員がホントに甘やかされてるなぁ、と思うのは、黙っていても次々に仕事が来る時です。
人によっては、スキルアップのため勉強の機会を与えてもらうこともあります。
自分の仕事が、世の中にどんな価値を与え、影響を及ぼすのか、あまり想いを馳せなくても、日常に埋没したまま仕事ができてしまいます。

でも、フラメンコのアーティスト、踊りや歌や楽器の演奏を生業とする人は、そうはいきません。自分から仕事を作るために動かないと。
どうやってフラメンコを生業とすることになったのか、その過程を伺ってると「とりあえず会社辞めてスペインに行って、ギターの上手な人を捕まえて習ってみた」「ギターじゃなくてカホンを叩く仕事が来たけど、それも受けた」とか。
類似のトンデモ体験談を、色んな方から聞く事ができます。
自分で試行錯誤しないと、フラメンコアーテイストには成れないのだと分かります。

もちろん会社員にも、多動力のある人はいますよ。
でも、会社員で多動力がある人が20人中1人としたら、フラメンコのアーティストは10人中5人くらい。
割合は全然、フラメンコアーティストの方が高いように感じています。

あとは、意思決定。
会社員は意思決定の機会が、フラメンコアーティストと比べて無いに等しいです。
会社内の意思決定は、マネジメントに委ねられてしまうので。
「シェアード・リーダーシップ」という言葉は氾濫しています。ただ、上下関係が存在する中でそれを発揮するのは難しいです。
周りを鑑みても、日本の会社員の大多数は、意思決定をする権限がないフォロワーになっているのではないでしょうか。

では逆に、会社員とフラメンコアーティストの違いを観察して、そこを埋めるように行動を変えていけたら?
ちょっと面白い会社員になれるかもしれません。

その上で、私が今からやろうと思っていること2つ。

一つは、自分のどの仕事が、人を喜ばせているのか探ること(普段の仕事では、褒められることもお礼を言われることもないので、イマイチわからない)。もし、多くの人が喜ぶポイントがあれば、それは自分の仕事の価値とみなせるのではないでしょうか。
……無かったらショックですね。

もう一つは、自分がどんな仕事をしてるかを、なるべく多くの人に知ってもらうことです。目に触れる機会を作るか、分かりやすく説明できる術を身につけるか。
どんなに良い仕事していても、人に知られなければ価値は生まれづらいですから。

私はどちらかというと、人に知られずひっそりと仕事するのが好きです。
だから、2つ目のアイデアがでてきて、ちょっと戸惑っています。

この2つ、普通に会社で仕事をしている分には、やらなくても問題ありません。
でもどんな世の中になっても渡り歩いていけるようにするためのマインドをスキルを身につけるための第一歩であるような気もしています。

いつまでも、会社員でいられるかどうか、分かりませんからね。

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