Misaki Fukuda

主にジャグリングのことについての雑記帳です。ジャグラーの写真を撮ったり、雑誌を作ったり…

Misaki Fukuda

主にジャグリングのことについての雑記帳です。ジャグラーの写真を撮ったり、雑誌を作ったりしています。 写真:misakifukuda.com ジャグリング雑誌:yanamagazine.com

最近の記事

ジャグラーあるある

ジャグリングはめっきりしてないけど、 距離が開けば開くほど染み付いたジャグリング的な思考っていうのが明確に感じるときがある。 なんか物事がうまく行かないときに、ジャグリングのトリックがうまく行ってないときを思い出したり。 あそこの投げるタイミングが間違ってたのかとか。 あきらめてドロップするべきときとか。 とくに山積みの仕事とかがあるときは、10個のボールをマルチプレックスしたら絶対落とすから〜7個は後回しにして〜堅実に3つカスケードすれば間違いない。落ち着け落ち着け〜1

    • トイレ壊れた

      今朝出勤したら、午後休みだったということに気づき得した気分。 先日うちのトイレが壊れて、80歳の大家さんと、奥さんと、大家さんの友達のこれまた80歳くらいの水道屋さんが来てくれた。 2時間位あれこれ調べて、野球やおくんちの話をした結果パーツがないから来週まで修理できないということになった。 私が昨年引っ越してきたこのアパートは、大家さんが30年前くらいに家族のために建てたお家の2階部分。 屋根裏部屋のようなロフトと、山小屋みたいな梁がある。孫が住んだら、ブランコを設置

      • JJF行ってきたよ

        JJFに行ってきたよ。2日目だけね。 今年ははじめて道具を持たずに参加して 会場をウロウロするだけの人に徹した。 高校時代から一緒にジャグリングをしている、みづきチャンも一緒にウロウロしてくれた。 みづきチャンとは、ここ数年つるまない間にお互いにいろんな友達ができていて 共通の知り合いもいればそうじゃない人もいた。 初めての人に声をかけたり、声をかけられたり YANA読みましたという人にも会えて嬉しい。 読者の人との交流があまりできてなくて ちゃんと誰かに届いてい

        • バランス

          最近はいろいろなバランスが崩壊しかけている。 ジャグリングについて考える余裕がない 編み物が進まない なかなかツラミである。 ここ数年あまりにも守りに徹していたことも原因だろうなとおもう。 砂浜で砂山をきれいに作り上げて、壊せなくなってしまった感じ、 かつそれ以上どう手を付けていいか分からない感じ 環境によってあまりにも自分が変化するものだから自分について行けない。 JJFに行ったら治るかな。今年はちゃんと休み押さえたから行ける。

        ジャグラーあるある

          じりつせい

          版画には他の芸術ジャンルに追随することなく自律性を獲得していく過程があったという話をきいた。 技術と表現が強く連関しあっている。 イメージを大衆に普及させるための機能性を持った版画と、それ自体を芸術表現とする版画があって 職人的な版画家がいたり、芸術家としての版画家がいたりする。この2つを行き来する人もたくさんいたと思う。 テクニカルなジャグリングと、表現としてのジャグリングが共存している状況に似ているなと思った。 そういえばこの間、写真は芸術作品として捉えられると

          じりつせい

          編み図

          私はまだ編み物のビギナーだから 編み物するときは、誰かが作った編み図を見ながら作ることが多い。 時々目数を増やして、サイズを変えてみたり 一部だけ別の作家さんの編み図を組み合わせたりする。 日本の編み図は記号が図になっていて 一目でなんとなくパターンが読み取れる。 英語の編み図はひたすら文章で説明されている。 先日オンラインで買った編み図はフィンランドの作家さんがデザインしたもので英語の編み図だ。 14cmのくまのぬいぐるみ1つの編み図なのになんと30ページもあった

          REFLEX

          記憶が新鮮なうちにメモ 2022/1/28~2/20の4週間限定でニューヨーク、ブルックリンのシアターでJay Gilliganのソロショーが公演されている。 ありがたいことに今日からライブストリームもあり、画面越しにショーを鑑賞することができた。 現地時間では午後7時に開演なんだけど、時間をとっくに過ぎても観客が入ってくる。開演時間=集合時間みたいな感覚なのねと思いながら、海外のシアターのゆるさになつかしさを覚えた。 ステージにはニュートンのゆりかご、ロボットのアー

          ずっと販売できない本

          2019年に作ったHyakki Yakoという写真集がある。中綴じのZineに近いかも。 写真集の解説もないし、クレジットも別紙にあるし、本当に写真が印刷された冊子だ。 2014年くらいから撮り始めたジャグリングの写真たちが色々。 なにか触れる物体にしたいというふんわりした意欲で作ったものだ。 作りながら写真をセレクトするのだけど、カメラもスタイルも変わるからなんか全然一貫性がない。 モデルをしてくれたジャグラーの性格もみんな違うから同居が難しい。でもちょっと無理や

          ずっと販売できない本

          朝9時半頃

          ほぼ日の糸井さんが人生を時間に例えると。 という日記を書いていた。 自分の年齢÷3が人生の時間らしい。 その計算では私の人生は、ちょうど朝の9時半頃。 最近の9時半頃といったら、仕事がある日はキンコンカンコンと学校のチャイムみたいな音が流れて、職場の皆さんと起立して「おはようございます」と言っている時間だ。 最初は馴れなかったし、むしろ嫌だったけど最近はなんだか好きになってきた。 そういえば最近聞いているポッドキャストで 時間って人間が決めたもので 時計とかが普及

          朝9時半頃

          ここ1年くらいの楽しみは朝仕事に行ったり、コーワーキングスペースに向かう時間だ 家から歩いて1時間弱、歩きながらラジオを聞いて普段合わない人の世界を知ったり、音楽を聞いたりする。朝は民族音楽やフォークミュージックが好き。なんて言ってるかわからないのが心地良い。 そして最近、フィルムカメラを首に下げて歩くという習慣を身に着けつつある。 なぜかというと面白い物を見つけたときは携帯のカメラで写真をとるんだけど、後で見返すとその時のワクワク感が薄れている。 高画質でなんでも見

          Biggus Dickus

          今日はお休み。仕事をしようと思ったけど、ちゃんと休むことにした。 編み物をしながらシードルをのんで、今から絵を描こうか、本を読もうか。 最近のお気に入りの本は Jonas JonassonのThe 100 Year-Old Man Who Climbed Out the Window and Disappeared それからMonty Pythonの映画Life of Bryanをはじめて観た。あまりにも面白くて信じられなくて3回連続で観た。 本を読んで映画を見ると絵

          Biggus Dickus

          みずみずしい

          11月は青木編集長と大吾さんが長崎に遊びに来てくれた。 普段ジャグリングの話をできる人がいなくて、2人が来たらあれもこれもとたくさん話ができた。 ジャグリングの固有名詞をたくさん言えただけでもなんだか嬉しかった。 ジェイとエリックのポッドキャストの話や、個々のジャグリングの関わり方とかいろいろ。 栄養剤をもらった植物のような気分だ。 もらったものといえば大吾さんから新作のジャグリングボールをもらった。 私はジャグリングする人じゃないから、機能面でのこだわりはあまり

          みずみずしい

          クセ

          何かクリエイティブな事をしようとすると、悩んで終わることが結構多い。 色々と考えて、作ってみて、でもよく見てみると、何か腑に落ちないことが多々で、 多くのプロジェクトがお蔵入りしている。 しかし今の職業柄、そういうことは許されなくて自分の中で80%だと思っても、実施しないといけない。 でもやってみて、人の反応を見て、やって良かったと思えることがたくさんある。もっと別の視点の課題が見えてくる。 個人のプロセスでもそうだ。一回エイッと世に問うてみるというのも1つの手だな

          ジャグリングと経済

          長崎の北、平戸にある祖母の実家を訪ねたときに、よく知らない隣の家のおばあちゃんから手作りのお手玉を3つもらった。(手作りの巾着付き) 着物のハギレをつなぎ合わせて作った、中には小豆を入れた本当にクラシックなお手玉だ。 それが案外軽くて、使いやすい。 しかも、好きな重さに調節すればいいと、外側の皮だけ余分に3つ分もらった。 なんだかそもそも手作りのお手玉をもらうということそのものが衝撃的だった。 ジャグラーの友達からじゃなくて、平戸の85歳くらいの農家のおばあちゃんか

          ジャグリングと経済

          コラージュとジャグリング

          コラージュという絵画の技法が、ジャグリングを実験するということにおいてとても効果的なものじゃないかとよく考える。 コラージュについては私が説明するより美術手帳の解説が分かりやすいのでこちらを参照ください。 簡単に言うとまったく文脈の違うものを組み合わせることで、面白い発見ができるというもの。 特に本や雑誌の切れ端を組み合わせたような平面作品のことをいって、立体的なものを組み合わせたものはアッサンブラ―ジュといいます。 ジャグリングをみていてよく思うことは、ジャグリング

          コラージュとジャグリング

          文章にするジャグリング

          ジャグリングの雑誌「PONTE」の編集長青木さんと、ジャグリングの道具を制作しているPM Jugglingの大吾さんが「週刊PONTE」という企画で毎週対談をしています。 https://jugglingponte.com/weekly/ お2人のゆるい会話の中で、ちょっと本質をついてみる、みたいな気軽さがちょうどよい感じなのです。 私は時間の感覚が薄い人間なので、週に2回くらい更新されていないかチェックしてしまいます。 ジャグリングというテーマでいろんな視点から文章

          文章にするジャグリング