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人生100年時代について


はじめに

 人生100年時代到来。そんな言葉を耳にするようになりました。事実、私たちの寿命は年々伸びていて、内閣府からこのような統計と予想が出ています。

出典元:内閣府HP URL:https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2023/html/zenbun/s1_1_1.html

こちらは、2023年に出た統計と将来予測ですが、男女ともに平均寿命が延びているのがわかります。

昨年80歳になった父を見ていて私が実感しているのは、医療が発達しているせいもあると思うのですが、昔だったら入院を余儀なくされ徐々に衰えてしまうような病気でも、現在は医療機器で生活をサポートできるようになり普通の生活が送れるようになっているということ。
また、病気になる前に予防する予防医療という概念も徐々にですが、広まってきていることもあると思います。
そのような時代に私たちが備えるべきことはなにか、最近考えるようになりました。
どうせ長く生きるなら、できるだけ最期まで自分らしく健康に暮らしたくありませんか?

1.未来予想図を描いてみる


 人生100年時代を生き抜くために、最初にお勧めしたいのは、まず未来予想図を描くことです。
未来から逆算してくることで、今やるべきことが見えてきますので、ぜひ一度考えてみてください。
また、こちらのようなライフプランニング表を使うと、今後どれくらいの経費が必要になってくるのか見えてくると思います。

ライフプランニング表


エクセルシートで簡単に作ったものです。
私は独り身なので、自分や別居している両親にフォーカスを当てていますが、小さなお子さんがいらっしゃる場合は、20歳ごろまでの大まかなシミュレーションもなさった方がよいと思います。

また、大まかな生き方の軸を持っていると、未来予想図が立てやすくなると思います。
参考に、人生を仮に100年とした場合、仕事についてはこんなイメージを軸としています。

☆70歳まで現役で働く
☆70歳以降は、できる範囲で働きつつ運用資産を取り崩して生活

未来はどうなるかわかりませんが、それに向かって進んでいくと自ずと今やるべきこと(健康についても、仕事についても)が見えてくるはずです。

2.健康が第一

最近では、予防医療という言葉も徐々に定着してきました。検査して異常を早期に見つけるのはもちろんのこと、ふだんから食事に気を使い、臓器を無駄に傷めないなどメンテナンスが必要です。

以前は「お酒は百薬の長」などと謳われていましたが、現在は研究が進み逆に体に悪いという説も出ています。
現在、体に良いといわれているものでも、時代と共に変化していく可能性が高いので情報のアップデートは必須だとも感じています。


3.金銭的備えも大事

さて、生涯現役でいるためには何が必要でしょうか。
前章でお伝えした健康以外に必要なものはやはりお金ではないでしょうか。
冒頭に父の話を引き合いに出しましたが、治療や生活援助に保険診療外の器機が必要になった場合、ある程度医療に使える資金がないと、高度な医療が受けられないというのも事実です。高額医療費として返ってはきますが、まずは自分で払わないといけないのです。悲しいですが、現実はそうです。
以前、老後2000万円問題というのが話題になりました。
自分のもらえる年金を計算したことはありますか?
年金機構のマイページでチェックすることができますので、ぜひ見てみてください。そこから、自分でいくら準備しなければならないか、ある程度推測できると思います。
そして、必要な資金をどう貯めていくか、どう運用していくかを考えてみましょう。早め早めの行動が吉です。

老後資金の運用方法については、最初設定してしまえばあとは積み立てるだけの積立投資をおすすめしています。
こちらの記事をご参考になさってください


4.生涯現役

 さて、体の健康も大切ですが、脳の健康も大事ですね。最近はよく効く痴呆症薬ができたと話題になったりしますが、その前に、老化に伴って記憶力が衰えることはないという研究結果があることはご存じですか?
  一般的に、高齢になるにつれ、記憶力が低下するとか、能力が衰えていくといわれてきました。しかし、そうではなかったんです。
習慣もあると思いますが、これまでの経験に加え、様々な知識をそこに加えていくことで最強になっていくんです。

少し前に、「脳を鍛えるには運動しかない」という本を読みました。
脳と身体はつながっていて、運動をすることで頭の働きも活発になるようです。

また、こちらの本では、高城剛さんのお母さまの認知症治療について書かれています。


今は高額な医療費がかかるようですが、いずれ一般化され、認知症も治る病気になっていくのかもしれませんが、ならないにこしたことはないので、予防していきたいですね。
認知症になってしまう原因には、いくつかパターンがあるそうなんです。こちらの本に詳しく書いてありますので読まれてみるとよいかもしれません。

認知症検査を作った医師が自分が認知症になったことを綴ったこちらの著書も参考になりますので読んでみるとよいと思います。




終わりに

最後までおつきあいいただきましてありがとうございました。いかがでしたでしょうか。
前例のない超高齢化社会への突入や、時代の流れそのものがスピードアップなど、先行きが不透明な現代ですよね。
私たちがなぜ将来が不安なのか、それは未来は誰も体験したことがないからなんですよね。
なので、不安にならないカギは予想してできるだけそれに備えることだと思うんです。
今回の記事が、皆様のお役に立てたらうれしいです。
それでは、人生100年時代、良い未来をいっしょに歩んでいきましょう!


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