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「自分をもっと受け入れよう」成瀬心美インタビュー第一弾

自己紹介

noteに初めて記事を投稿します。サンフランシスコから心とカラダをゴキゲンにするアイディアをInstagramとメディア【Better Life Artist】で発信しているベターライフアーティストの今井みさこです。このメディアを通して、あなたの知識になって人生が豊かになるきっかけになれたら嬉しいです♡

はじめに

noteでは【Better Life Artist】で掲載した記事を再度紹介する&noteだけで読むことのできる記事を掲載していきます。今回、掲載する記事は2020年8月に公開した【「自分をもっと受け入れよう」成瀬心美インタビュー第一弾 】を再編集したものです。

「自分をもっと受け入れよう」成瀬心美インタビュー第一弾 

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今回は成瀬心美さんをゲストに迎え、「ベターライフ」を過ごすために意識していることや考え方をシェアしていきます。

元AV女優の成瀬心美。「ここみん」の愛称で、現役時代は『スカパー!アダルト放送大賞』2012年度の女優賞を得るなど人気を博した。SNSの総フォロワー数は約50万人。現在はタレント活動のほか、バンド「mezcolanza(メスコランサ)」でボーカルも務めている。

取材・文・編集・デザイン:今井みさこ

今井みさこ:今日はインタビュー受けてくれてありがとう!3年ぶりのインタビュー(前回のインタビュー記事はこちら)でこうやってまた一緒に記事を作ることができて嬉しいです。今回は、誕生日を迎える成瀬心美さんにアラサーになって変わったことやダイエットのこと、キャリアのことをお伺いしたいと思います。

成瀬心美:よろしくお願いします!

30代になったら、自分のコンプレックスさえも楽しめるようになった

今井みさこ:自分の身体との向き合い方を聞きたいの。現役時代は一切隠すことのできない、修正もできないという仕事をしていたと思うんだけど、どうやって自分の身体と向き合ってたの? 

成瀬心美:わたしは元々スレンダーなモデル体型ではないの。いわゆるどっちかというとぽっちゃりっていう体型。現役時代は服を着た状態よりも、脱いだときにどう見えるかが大切。モデルさんみたいな身体が細いバランスを目指すよりも、ぷにぷに感や触ったときの肌の質感が伝わるようにということを大切にしてた。だから現役中はモデル体型を目指してめっちゃダイエットしていたことはなかったかも。逆に痩せすぎないようにとかしてたな。

今井みさこ:元々自分身体にコンプレックスとかはなかった?

成瀬心美:お仕事を始めるまではおっぱいが大きいのがコンプレックスだったの。だからわざと小さいブラジャーとかつけて小さくしたりしてた。身長も低いのも、つり目なのも、ぽってりした唇もコンプレックスだった。10代、20代はコンプレックスをいかに隠すかをすごく大切にしてんだけど30代になってから、若い時に感じてたコンプレックスが少しずつ好きになれてきたの。今ではコンプレックスでどう遊ぶかが楽しく感じるようになった。Instagram見たらわかるかもしれないのだけど、昔は絶対に丸い輪郭を隠したくて、隠れるような髪型をしてた。今では顔を全部出した髪型にチャレンジしたり、コンプレックスさえも生かした楽しみ方を30代になってやっとできるようになった!

今井みさこ:それは年齢によって感じ方が変わったってこと?

成瀬心美:30代になっていろんな女の子の悩みを聞く機会がたくさんあったの。「わたしここがコンプレックスで…」と、相談を受けるんだけど、そういうところってわたしにとってはむしろ魅力的に感じることが多かったのね。例えば、「わたしこのシュッとしているフェイスラインが嫌で」と言われると、、わたしが長年欲しかった憧れのフェイスラインなのに!とか。色んな人の話を聞くうちに、もしかしたらわたしのコンプレックスも他の人からしたら魅力なのかなと思えるようになって。わたしがコンプレックスに感じているだけで、周りの人にはすごく素敵って思ってもらえるのかも知れないと思ってから、メイクさんや衣装さんに自分の知らない自分を引き出してくださいとお願いするようになった。「here me」の写真集のときは、新しい自分に会ってみたくていろんなメイクや衣装にチャレンジして、すごく楽しかったよ。

今井みさこ:それはいいね!30代になって新たな自分に出会えてるって。ここみんは30歳になるまでは30歳になっちゃうどうしようって悩んでいたよね。

成瀬心美:29歳から30歳になるときはすごく考えてた。自分が思い描いてた30歳になれていないのが現実で、でも時間はどんどんすぎるからさ。30歳になったらこんなピンクのワンピースなんて着れない、オトナにならなくちゃって思ってた。そう思って無理に変わろうとしたら顔つきも変わってきていることに気づいて、それが寂しかった。だから、無理に年齢に合わせて変わろうとするんじゃなくて、今を楽しめばいい!少女でもないオトナの女性でもないこのときも楽しもうってやっと思えるようになった。

今井みさこ:いいね!無理に変わろうとせず、変わることを受け入れて楽しんでいこうっていう感じかな。29歳のときのここみんは仕事の面でも30歳になったらどうしようって悩んでいたよね。

成瀬心美:「30代だからこうしなくちゃ」っていうのにとらわれてたの。だけど周りの人には「30代なのに」ここみんって若くみえるよねとか言ってもらうことが多くて。「こんな30代いないぞってみせてやろうよ!」っていうのを写真集のコンセプトとして言ってもらえて、「なのに」って考え方はいいなぁって思った。

今井みさこ:数年前のここみんは「30歳だから」こんな衣装は着ちゃだめだよねとか言ってそうだったよね。でも今では「30歳なのに」この衣装にチャレンジしようって思えるようになったってことだよね。

成瀬心美:そうそうそう!そう思えたの。だから30代になってもっと美意識があがったかな。

今井みさこ:それは年齢的に合ったケアの方法をしなくちゃというのもあったりして?

成瀬心美:今までは肌や髪のケアはとりあえずしとかなくちゃ!と思っていたんだけど、今では将来の自分のために今ちゃんとしておきたい。それはきっと「40代なのに」「50代なのに」って言われたいんだろうなって思う。

今井みさこ:今まで30代になるのがちょっとこわいくらいだった?

成瀬心美:そうだね。今はね、全てを受け入れたら楽しくなった。すごく。

今井みさこ:3年前の20代のころのインタビューでは「内面の考え方で表情がすごく変わるよ」と話していたけど、そこからさらに一段階進んだ感じかな?

成瀬心美:そうね。一段階あがって30代になったら、自分のコンプレックスさえも楽しめるようになって、全てを受け入れられるようになった。年齢を重ねることがちょっと楽しみってようやく思えるようになったよ。

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