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鬼母ちゃん vol.1

期待される理想のママ像

SNS・音声メディア・ネットを見聞きしているとあふれている理想のママ像。

否定的な言葉を子供に言わない。甘えさせるのはいいけど、甘やかしてはダメだ。手を出しすぎず見守ろう。画面漬けにさせずに絵本を読んであげよう。偏食のお子様には一緒に料理して食育しようetc...

理想を掲げることは大切だ。そこに異論はない。

理想のママ像を見聞きするたびに自分を振り返り、子供への接し方を見直せる自分がいるのも事実。私自身、たくさんの方の育児のやり方や考え方に触れて刺激もされるし、参考にさせてもらっている……が!

現実のママ像

以前のnoteにも記したけれど、私は次男妊娠のためのホルモン治療をするまで長男に対して感情的に怒るということをほとんどしたことがない人間だった。https://note.com/misojinoippo/n/na0719df6f0f0

そんな私でもキレ方を覚え、6歳と3歳の息子に囲まれて生活していると、きれいごとではすまない日々が現実である。

良妻賢母でもなければ、笑顔あふれるママでもない…、こうあれたらいいな…というママ像ではなく、こんなママが現実だ!!!と共感してもらえたら…と思い、息子達へのキレポイントを備忘録的に記していこうと思いついた。

絵本を読み、電気を消して、子供部屋を出てリビングで仕事をしていると、何度もトミカをとりに来たり、お茶を飲みにきたりする次男に対して…「いい加減寝てよっ!!!もうお茶飲まなくていいっっ!!怒」と追い払う。
3歳になっても一向にトイトレが進まない次男。(←8割やる気のない母親のせい)ウンチをしてしまった時に「もう、母ちゃんくさいオムツ替えるのヤダっっ!!ウンチどこでするの!?トイレでしょ!?トイレだよねっ!?」と3歳児に詰め寄る。
忙しいときに限って料理の手伝いをしたがる長男6歳。「もー、邪魔っっ!!!だから、熱いって言ったじゃん!危ないからあっち行ってて!怒」
自分が忙しい時は都合よく画面漬けにさせ、自分のやることが終わったら、「ゆーちゅーぶ、ゆーちゅーぶ、うるさいっ!!!今見れないっていってるでしょ!」と画面から切り離す。


鬼は愛に溢れている

文字に書き起こすと私…母親としてどーなの!?とも思うけど、これが現実だし、一般的・客観的に見てそんなにヒステリーすぎる悪い母親ではないと思っている。

長年共にしている夫にも見せない姿を我が子には見せてしまっていると思う。それは、この子たちが絶対に私を嫌いにならない存在だという確信があるからなんだと思う。こういう親を毒親…って言われてしまうんだろうか。

もちろん、感情的になってしまった後にはフォローするのを忘れないように心がけているし、怒る以上に「2人が大好きで大切で、2人のおかげで母ちゃんがどれだけ幸せか」という事も伝えている。

理想のママ像に触れるたび反省することも多くて、今日は笑顔で怒らずに過ごそう!と思いながら、2人をお迎えに行って優しく接していても10分後には怒鳴っているのが現実だ。

でも、母親も人間だ。怒りたくて怒ってる母親がどれだけいるだろうか…。みんな笑顔でいたい…絶対にそう思っているはず。

子どもを怒りのはけ口にしてはいけないのは分かっているし、正論だ。振り返ってみればこんなに怒り散らして過ごした日々を後で懐かしく愛おしく思う日がくるんだろう。怒ってしまった事に罪悪感を抱いてしまうママがたくさんいると思うけど、そんなに責めないでほしい…と私は思ってしまう。1日に数回鬼化してしまうママには愛情が満ち満ち満ち溢れているのは事実だ。人間らしい母親を見て、子供も感情豊かに人間らしい成長をしてくれたら…と思う。(←まとまってない。まとめられない。笑)

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