SNSやめたら自我が死んだ
数ヶ月前、ふとSNSをやめた。
初めて登録したのは確か中学生の時だったと思う。それから10年ぐらい、何かしらのオタクだったので情報収集とかオタク同士の交流とか、快適なオタクライフのためにもSNSは必要不可欠だった。
本当にふとやめたけどやめたことで気づいたことがたくさんある。類似のノートはごまんとあると思うがまあ聞いてくれ。
1.欲がなくなる
これはわたしが依存していたせいなのかもしれないけど、あんなに欲しかったブランドのバッグも、食べてみたかったコンビニスイーツも全く興味がなくなった。
新作が出るたびに鼻息荒く通っていたデパートの化粧品フロアにもいかなくなった。
全部他人の欲だったのだと思う。
2.時間が長い
SNSってやり取りしてる時間とかよりなんとなく見てる時間が圧倒的に長い。
やめてみたらわかる。すごいぞ。
暇な大学生時代は多趣味だったけど今や無趣味なのでこの時間の過ごし方は絶賛試行中だ。
3.ストレスの吐き場が見当たらない
わたし、SNSって「王様の耳はロバの耳」の穴みたいに使ったりもしてた。
会話のキャッチボールをせずに穴ぼこに投げることもできるじゃん。
無責任に暴投できるとこって海と山とSNSぐらいじゃない?広大だよね。
4.時事ネタに疎くなった
求めなくとも情報が入ってきたのに、求めなきゃいけなくなった。ネットニュースでトピックスだけ追おうと思ったけどネットニュースの質は劣悪で毎日噂ベースのゴシップに塗れている。それか痩せ薬。
それから時事ネタに疎いとたわいもない会話っていうのができない。
まあもともと天気と体調の話しかできないんだけどね。
結論
他人の欲とあふれる情報から離れたら、自分の中身のなさに呆然とした。
無数の情報や考えが飛び交うSNSの中にいたことで、知った気になって考えた気になっていた。
あんなに好きで信じていたものもいまや輪郭を失い、何が好きで何が嫌いなのかまったく曖昧になってしまった。
学生時代、現実を受け入れられずSNSの自分を作り上げてしまった(この話もいつかしたいね)せいもあり26歳になって現実のわたしは虚無虚無プリンだ。
これからも自己形成していく過程を書いていくからよろしくね。
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