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成長が見込まれる日本の「宇宙ビジネス」…言い続けて五十年。すでにオワコン。

 実現性の無い(もしくは無いことが後に分かる)ビジネスをセールストークによって金を集めるのも一種の詐欺まがい商法。
 宇宙が『夢』だった時代はとっくに終わり、ガラパゴス日本だけが今でも話題をふりまく。
 W県も打ち上げを待ち続けるが、これも県民をないがしろにした無駄使いの極致。
 『宇宙』とか、『AI(人工知能)』とかの冠言葉をつけて、無内容をいかにも尤もらしく騙す。
 現在の日本は、すべからく補助金ビジネスで成り立っているだけだが、怪しすぎる人達が集まっている。
 まさに『宇(烏)合の衆』としか言いようがない。
 これに輪をかけて悪だくみをしているのが、国会議員たち。
 科学だの技術だの、半導体などと知識も見識も無い大勢の議員たちが、群がって補助金請求に余念がない。
 国会で議論しようにも中身が理解できないので多くの議員が賛成すれば決まるような、まさに国として『悪貨が良貨を完全に駆逐した』社会。
 まさに知的劣化が著しい国となり、なんのリターンも無い怪しい(海外企業も含め)企業に金(税金)をばら撒く。
 日本に宇宙関連ビジネスを唱える都道府県は数限りが無い
 元はと言えば、基本的に産業や地方の魅力がない地域を活性化と称して『宇宙ビジネスの拠点』とばかりに宣言する。
 一部、ベンチャーで儲けたオッサンたちが取り組んではいるものの、宇宙ビジネスからは程遠い、大学ロケットプロジェクトに毛が二三本生えた程度の規模でしかない。
 話題性が重視されているだけで、そのうち、金が欠乏すれば、廃墟になるだけだろう。
 国家の科学技術政策ビジョンが欠片もない日本に、もはや未来は描けない。
 政治、行政、民間も含めて知的活動が全く無い日本はこれから先…。
 日本国中に溢れる宇宙ビジネス地域と半導体工場
 何事も、過ぎたるは及ばざるが如し。
 月を見てウサギの餅つきを想像する方が遥かにましでは無いだろうか。
 


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