水曜日の予定

予定の空いている日が合えば、お互いの身の上話をしませんか?ゆっくりお話ししましょう。

この言葉を貰えた嬉しさは、一生分に値しそうで、胸がぎゅっと締め付けられた。

私の今の毎日は、誰かに会わない日はない。常に誰かと話して、誰かと住んでいる。家族ではない友人たちとの時間は、楽しいけれど、気を使う。ストレスは多少なりとも溜まってしまう。金曜日が限界だった。友人たちと出掛けたけれど帰りには体調を崩して、もうダメだと思った。
夜彼に会いたい、と伝えた。もうダメだと。泣きそうだと。
ここ数年の彼なら、キツイですよね、無理しないで、とこちらに踏み込む事はなく傾聴で終わっていた。けれど、今回は高校以来に、最近どうですか?辛くなってない?とメッセージが届いた。胸が締め付けられて、声を聴けば泣いてしまいそうだった。

私は、近況と何が辛いかを伝えた。友人から言われる恋愛観の違いに自分がおかしいのかと不安になる。サプライズで電話すればいいやん、会いに行けばいいやん、と言われる度に悲しくなることを伝えた。既読が付いたまま連絡が来なくなって、振られた時の状況を思い出した。前にもこんなことを言って振られたんだっけ、、終わった、、と思った。

そして、本文一行目のメッセージが届いた。向き合ってくれる、私に歩み寄ってくれる、その心強さに泣きそうだった。他人からすれば普通のやり取りだって、私からすれば一つ一つが最後のチャンスで、だから、向こうから話そうか、と言ってくれたことが何よりも嬉しかった。

電話の日程は、水曜日。今日が終わればあと2日後。
楽しみで、でも、何話すのか少し不安で。人と向き合うって、ひとつひとつがこんなにも緊張して、こんなにも活力になるんだなあ。と改めて思った。

なんでもいい、無言でもいい、ただ声が聴けるだけで幸せだなあ。って、まだ聴いてもない声を胸に、明日も頑張ろう。

#恋 #日記 #歳の差 #遠距離

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?