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ちょっと、しょぼん。

今日は長女の小児科発達外来初受診。

長女は途中でどんどんしゃべらなくなって、
涙ぐんで
「もう帰りたい」ってポロポロ泣き出した。

私の目をまっすぐ見て、
「ここ早く離れたい、家帰りたい。」
しっかり訴えてた。



今日受診をしたのは、

兄たちに来てもらっている作業療法士さんに
長女にも来てもらいたかったから。

福祉サービスを使おうと思うと、
どうしても医師の意見が必要になってくる。


私自身も、
日常を送る中で、
長女の脳力のでこぼこを感じる部分もあって、
どこをサポートすると楽になるか、

そこも知りたいなと思ってた。

「学校行ってないからさ、健康診断してもらお。」
「自分の伸ばしどころ、発見しに行こう。」

そんな感じで誘ってて、
長女も最初足取り軽かった。

実際お医者さんとお話を始めて
好きなyoutube番組の話とかは順調に話してて。

日常生活の話になって、
学校に行っていない話になって、

日中家で過ごす時間が多いこと、
寝るのが遅くなりがちなこと、

そのあたりをお医者さんから治していくといいよって
言われたあたりから、
どんどん表情が暗くなっていった。

最後、カラダの様子もみようかって言われても
拒否感が強くて、
ダメになっちゃった😭



制度の活用するために必要な受診だとしても、

私自身も
本人の脳の状態を知りたいと思ったとしても、

やっぱり本人からしたら嫌だよな。

発達外来の受診はきょうだい3人
全員したことになるんだけど、

毎回毎回

病院行ってみて、葛藤するところ。

今回も、私はちょっとしょぼんとした。

長女が訴える目をみて、悲しくなった。

診察の場で、
長女のことをうまくフォローできない
自分自身にも、ふがいなさを感じた。


別に受診しなくても全然いいんだけどなって思う私と、

福祉制度は活用したいし、
子どものことを知るひとつのツールとして
WISCは役に立つ。

必要なことだって思える私とがいて、

毎回毎回葛藤する。

大人になって、自分で決めて受診するならいいんだけど、
そうじゃなくて
親と社会の都合で動いてもらっている感じがするからかな。


でも、何にしろ、
長女の良さを、長女の素敵さを
わかってあげられるのも、私だと思う。

夜早く眠れるようにとか、
色々おいしく感じるように何かお薬飲んでみる?

そう言われて、きっぱりと自分で

「嫌だ、飲みたくない」
そうやって
自分の意志をしっかり伝えられる。

舌とにおいの敏感さから
困ることもたくさんあるけど、
自分の感覚がしっかりわかるのは素敵なことだと思うし、

自分に合わないもののセンサーがしっかりしてると思う。

お風呂も苦手でなかなか入らないけど
メイクとかは私より興味あって、
ちぐはぐさがまた意味不明でかわいくて。

絶望してフリーズしてひとりこもっちゃうところも、
気分の切り替えに時間がかかっても、

困ると思う時あっても、かわいいんだよ。

無邪気なところもあるし、
慎重なところもある。

気になるところと
気にならないところのポイントが
私からすると意味不明でも、

全部全部かわいいんだよ。


「何にもいけないところなんて、
 だめなところなんてないんだからね。」

そう言って
歩くのも嫌になっちゃった
長女を抱っこしながら病院から出てきた。



年明け、私は病院のリハビリ科に
予約の電話をするつもりでいる。

一度嫌な思いをした病院にまた行けるかな。

また色んな葛藤を感じるんだろうな。


その葛藤の中に
兄たちへの関わりで傷ついた自分だったり、
抑え込んだ自分だったりが
見え隠れすると思う。

そんな自分を丁寧に見つけてあげながら、

自分自身との仲直りの出来事にもなるんだろうな。

そんな風に思いながらも、
深く考えすぎねと思う自分もいる。

人間って複雑だなぁ。
色んな自分が混在してる。

ちょっとしょぼんとした自分の横に
ただただ居てあげよう。

長女の横にただただ居てあげよう。

そんな夜を今日は過ごしてる。


今日は妙に、長男が長女と関わってくれてる。
何か、感じてるのかな。

ありがとう💕


「ママ、明日は家にいるの?」

「うん、いることにしたよ。」

「良かった、ちょっとさみしかったんだ」


それだけ確認して、二階にごきげんな感じで駆け上がっていった。

うん、私も、一緒にいたいな。
一緒にいようね💕




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