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HSPの私がお家で彼にやめてほしいこと3選。結局可愛げがあれば許されるんだけど

他人や他人からの目、周囲の環境が気になってしまい人一倍ストレスを感じやすいHSPの私にとって自宅は唯一ストレスフリーで気の休まる場所。

誰かと暮らす場合、自分ひとりでいるときと全く同じ快適さを得ることは難しいから、ある程度の妥協をして初めて自分以外の誰かと暮らすことことができる。

私は誰かといっしょに暮らすなんて無理なんじゃないかと思っていた。

でも、ありがたいことにパートナーとはお互いへの干渉度合いの価値観は合い、また、こちらが嫌だと言ったことはやめてくれるから、想像していたような誰か一緒に暮らすことの抵抗やストレスはなく、気づけばいっしょに暮らして数年。

それでも、日常で未だに気になってしまうことはゼロではない。

些細なことではあるけれど、いくつかまとめてみる。




あらゆるオーディオから同時に複数の音声が流れる

PC作業中に音楽を流さない派だから、もう意味がわからない。(笑)

エクセル入力やいろいろな項目の整理などように機械的な作業のときは何か聴くこともたまにあるけれど、

記事を書いたり、記事を読んだりと「頭使ってる!」みたいなときは無音でいたい。

が、しかし。

パートナーはまるで逆。

なんとPCで作業をしスマホで音楽を流し、iPadでドラマを流していた。

意味がわからない。(笑)

私からすると信じられないけれど、彼曰く、同時に複数のことをしている方がお得感があるそうな。

正反対の私に取っては神経逆撫で行為でしかないため、現在はヘッドホンなどで対応してもらっている。

仕事用の音声、音楽、ドラマどれか一種類のみだけで済むようになったが、本音を言うと全部聞こえなくしてほしいと思いつつも、ギリギリ耐えられるためそのままにしておいている。

ちなみに、音楽もノリノリのものだったり、アニメだと甲高いキャラが出ているもの、バキュンバキュン聞こえるような戦闘シーンものだと耐えられないが、ジャズやクラシック音楽、ゆるいアニメ、昭和のドラマなどは耐えられるという謎のこだわりがある。


ご飯を食べながらテレビを見る

私は一度にひとつの行動しかできない、というかしないタイプだ。

ひとりでご飯を食べている時にスマホでSNSや動画を見たり調べものをしたりしていたこともあるが、なんとなくすごく疲れることに気づいてからは辞めるようになった。

スマホを扱っている時点で頭がどこかに接続されている感覚がして食事という気が休まる時間にも頭が忙しい気がしてしまう。

それに対して、彼は食事中には高確率でスマホまたはテレビで何か見ている。

ふたりでご飯を食べる時は、長くなりそうな話題がない限り、基本的には何か番組をつけたり、各々がスマホを見たりすることもある。

自分的には食事するときくらい手や目や頭を休ませてぼーっとしながら食べたいタイプだ。

また、別に付き合いたてのカップルでもないし、もう数年一緒に暮らしているんだから別にこれが普通か〜という諦めもあるが、そう思っているということは実はちょっとさみしい気持ちもあるんだなと自己分析している。

毎日毎日沈黙沈黙しながら食事をしているというわけではなく、会話するときはするのでまぁ特に言うことでもないかと思っている。


今○○やってーと急かされる

「わんこが可愛い!見て!今見に来てー!」(別室から)
「にゃんこがおもしろいポーズしてる!これ写真とってー!」
「このフォントどうやってやるんだっけ?ねぇねぇねぇ」
「動画完成!いっしょにチェックしてー」
「もうそろごはんできるよ。(強めの圧)」

パートナーは自分でも自覚しているが、自分の性格のいろんな面のうち小さな子どもみたいな性質が多くを占めている。

というか子どもと思って接すると楽だ(笑)

美容家の神崎恵さんが男性のことは異文化の子どもと思って接するといいみたいなこと本で言ってて納得。

私の都合やタイミングはまるで無視して子どものように今!と自分本位で相手のペースを乱してくる。

だからこっちも親になった気持ちで「ちょっと待って。」「今むり。」などピシャッと言うと「はーい」とまたそういう素直なところも子どものようだ。

ちなみに食事の用意については、アツアツのうちに食べてほしいという強いこだわりがあるらしく、これについてはつくってもらっているため、作業のキリの悪いタイミングでも「はーい」という。

私は自分のペースで物事を進めたい傾向があるらしく、何人かでのグループ作業がとても苦手な自分は本当に強く当てはまる。

相手のタイミングをとても慎重に見計らって恐る恐る話しかけたりタイプだから、逆にこちらのタイミングを丸無視してくる人のことはとても苦手だ。

特にこれ見てー!来てー!系はそちらが話しかけてくる=そちらがこちらに何かをお願いする立場なのだからそちらからやってこいという気持ちになる。







同棲においては、いくら大好きな相手であっても、自分ひとりでいるときの快適さと限りなく近い快適さを維持できる相手ではないと一緒に暮らせない。

お互いの価値観の違いにおいて譲歩することはとても重要で、「優しい」や「相手に配慮できる」や「清潔感がある」という項目は当たり前であり、

それはクリアしているという前提で、残るは言い方はあまり良くないがいかにお互いがお互いの邪魔にならないかが一緒に暮らせるかどうかの鍵となってくる。

自分の場合、「されて嫌なことそのもの」へのストレスに加え、HSP特有の他人の些細な行動に敏感になったり、反対に他人に気を遣い過ぎてしまうというという性質から「相手の気持ちを考えていない現象自体」に対して信じられない…という2つめのストレスも同時に感じてしまう。

自分の考えに反することをする人に対して嫌な気持ちになる!という皮肉にもなんとも身勝手な考え方だなとも我ながら思うがこれをHSP気質のせいにしてしまうのは都合の良い言い訳に思えてたまに自己嫌悪に陥る。

ちなみに、「大きすぎるくしゃみ」も苦手!

(げっぷはマナー違反なので論外。おならは可愛げがあればOK)

同じ部屋の中なので、屋外から聞こえるおっさんのくしゃみよりもずっと圧を感じる。

これについても自分だったら自分の腕あたりに顔を寄せて音を抑えるようにしているので、この方法を伝授したら前よりは頻度が改善された。

でも、くしゃみという生理現象すら規制してしまう自分も嫌なので、くしゃみ寸前の「…ふぁっっ……、、」が聞こえた瞬間に耳を塞いで対処したりもしている。
(彼はたぶん気づいていない。)

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