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モノクロ沼を泳ぎ回る。noteは脳への負担が少ないだけじゃない

毎日をnoteを更新したい〜!

そんな無謀な野望を抱き自分なりに集中してコツコツやっていたのですが、肌感では1ヶ月くらいずっと書き続けてるんじゃないか?!という気がしていたのに現実は5日しか書けませんでした(笑)

私は毎日コツコツ!が大の苦手。

ぐわーーーっとやって、ぐわーーーーっと休みたいタイプ。

例えば、漁師さんのように1年の半分は漁に出てもう半分は休む、みたいな人間なので、週5日働いて2日休むという一定のリズムで1年通すなんて…。。。

数日間アウトプットに徹した後はひたすらいろんな方の記事を読み漁りまくりました。

時間を忘れ、
気がつくと日は暮れ、
目も疲れ、
首も凝り…。

しかし、私の心だけはむしろ元気で充実感に溢れていたのです。

そして、記事読みまくり旅の道中で出会ったこちらの記事にとても共感しました。↓

まさにnote漬けの日に読ませていただき、そう!それー!!!と心の中でスキボタンを連打してしまったのはここだけの話。

もう良い大人だしマシにはなったものの、ネットで要らぬ情報を浴びまくり心身ともに疲弊する、こちらの記事のnoterさんのお言葉を借りるならば、自らSNS漬けになりに行く悪い癖は未だにゼロにはできていない今日この頃。

自分なりに学習し、アウトプットこそ生産的!脳死でインプットだけしててもコンテンツを消費するだけ!なんならこっちが消費されてるだけ!(泣)みたいに思ってた私ですが、問題は漬かり先だったことに気がつきました。

たしかに目は疲れるし首も凝る。

ところが、漬かり先がnoteに変わるだけであら不思議、虚無どころか心は満たされ、運動をした後に得られる良い疲労感に似たものを得ることができたのです。

そこで、他のプラットフォームとは違ってなぜnoteは私にとって気持ちの良いものなのかについてじっくり考えてみました。



メディアの種類が少ない

スマホやPCをぱっと見ると、インスタやXでは1画面にカラフルな文字、イラスト、鮮明な写真がぎゅっと詰め込まれ、動画なんて動くし音だって聞こえてくる。

ただ座って見てるだけなのに目の前に雪崩のようにイッキに複合的にコンテンツが流れ込んできます。

繊細さんと呼ばれるタイプの人はこういう経験があるのではないのかなぁなんて思っています、アンテナが敏感というか。

対して、noteは基本的にモノクロの文字のみ。

写真や音声もあるようだけれど、テキストに対する割合はかなり少なく、威圧感もありません。

文字という1つの方法のみで情報が入ってくる形なので頭が疲れにくい気がします。



1ぺージ1テーマ

インスタやXは、同じ人の投稿であれ別の人であれ、次々とまた別の話題、別の話題と代わる代わる新たなテーマの情報が入ってきます。

ショート動画なんかはテレビのチャンネルを数秒ごとに切り替えていくような感覚です。(そら疲れる)

短いコンテンツがいくつもあり、スクロールするだけで無限に幅広い内容の投稿を辿って見れてしまいます。

(とは言え可愛い動物がたくさん見れるのは嬉しい!)

その一方で、note記事は1つのテーマについて長く書かれています。

ある記事を5分間かけて読み終えたとして、もしXを5分間見続けることを考えるとおそらく何十ものポストを見れると思います。

同じ5分でも頭に入ってくるテーマの個数が全然違ってくるので、疲労度も大きく変わってくる気がします。

また、スクロールしていくと無限に下へ下へとページを辿れるわけではなく、記事が終われば必ずストップがあるので読み終わったあとに小さな達成感、そして満足感を得られます。



売り込んでこない

インスタやXは、AIが勝手にこちらの求めていない情報までをかき集めてこれも見て見て!ってしてくるので本当に見たい情報と同じくらいの量を見ることになってしまいます。

PRの早口動画や企業の公式ショップとかがたくさん出てきて、いかに秒で食いつかせるか!の工夫がされているから無意識に脳が反応し続けている気がして水面下でストレスや疲労が溜まっていく感覚があります。

その点、noteでおすすめ記事は出てくるものの、文字と小さな写真しか出てこないし押し売り感も全く感じません。

他SNSと違いビジネス目的で利用している人の割合が少ないため、にこやかかつ威圧的みたいなコンテンツがほとんどなくストレスが発生しません。

ほしいものの純度が高いし、求めていかなったものを取り入れたとしても、ただの情報とは違い素敵な趣がたくさん詰め込まれているので、わ〜!良い話だった〜!とか、ふむふむ、おもしろいじゃないか。と映画館をあとにするときのような晴れやかさが心に残ってくれます。



時間の進み方がゆっくり

利用していませんが、TikTokは10倍速くらいの早送りがスタンダードな世界に見えます。

タイパ重視で設計されているプラットフォームは情報収集や宣伝にはもってこいだし長所なのだろうけれど、私のような時間が遅く進んでる人間にとっては速すぎるので振り払われて着いていけないような世界に思えます。

また短いひとことで投稿が済んでしまうXでは、大量の不毛な言い争いなどが勝手に目に入ってしまうと、自分のなけなしの脳細胞とかをこんなことに無駄に消費したくなかったという気持ちになってしまいます。
(見なきゃいいだけなんだけど)

noteはタイパとは正反対の世界です。

長い文章をじっくりゆっくりと楽しめるところだと思うし、敢えて時間をかけることでマイペースにコンテンツを楽しむのが好きな人向けなのだろうなと思います。(←私)

他のSNSのようには他者に干渉しないタイプのプラットフォームだと思うので、全体に平穏な時間が流れているように思います。




みんなクリエイター!

最後に、noteはユーザーのことをクリエイターと呼んでいるところが好きです。

ほとんどモノクロの文字のみ。という令和らしくなく映えとは縁遠そうなビジュアルではあるけれど、そこには目には映らない奥深さがある気がします。

流し見では決して掴むことのできない、一度立ち止まって少し時間をかけないと触れられない味わい深さ。

映えや時短や有益さも良いけど、それだけでは心の栄養が足りない。

お金のためにつくったものじゃないからこそ、見栄も欲もなくありのままの”想い”が見える。

その人の心の底にあるリアルをその人だけの言葉で時間をかけて形づくられているもの、それを時間をかけて受け取りたい。

最新コスメ情報や人気の韓ドルも好きだけど、それよりモノクロの長文の方が「沼」を感じるので、これからもこの沼を泳ぎ回っていきたいと思います。

泳ぐのに時間がかかります、沼なので。(たしかに)

ただのつぶやき。ただの日記。と自分では思うようなことでも、昨日まではこの世になかったものを目に見える形にして世に出したのだ!自分から生まれたものは全て創作!私はクリエイターーー!✨

と、なんだか励まされる気持ちになるんですよね。

私みたいなチョロいやつにはありがたいプラットフォームなのでこれからもずっと存在しつづけてくれるといいなぁ〜と願っています。(笑)

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