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Unlucky Morpheusとの出会い Act.1

本来ならばもっと早くに出会うべく
バンドのひとつであった、

それがUnlucky Morpheus(以下あんきも)

何故ならば当時でメタル歴は30年を
悠に超えていたし

各メンバーが在籍している(していた)
バンドですら以前からそれなりに聴いていた。

Light Bringer然り(以下ラブリー)
DOLL$ BOX然り
妖精帝國然り

そしてGALNERYUSも…

何故あんきもに辿り着かなかったのは
みつ光男メタル人生史上
7不思議にランクインしてもおかしくない、

そう断言できる。

それではどのようにあんきもを知ったか
その話から始めたいと思う。


時は今より遡ること3年と10ヶ月
それは2019年の暮れの出来事だった、

某ブログがきっかけで知り合った10年来の
遠方の友人と私はライブ会場で会う度に

新旧問わずお互いに
新しく入手したバンドの作品や

お薦め曲などを収録したオリジナルCDを
交換するのが恒例行事だった。

この時、2019年12月のライブは陰陽座
これもまたあんきもを語る上で
非常に大きな運命的な縁を感じる。

友人から「リクエストがあれば何か!」と
連絡をもらっていたのだが

数日前に立ち読みしていた書店で
ふと雑誌の裏表紙に目をやった、

そこに載っていたのがあんきものボーカル
Fukiだった(以下ふっきー)

ふと思い立った私は友人に
「Fukiに関する作品とかあればお願いします」
そう伝えると

「あ!ちょうど幾つか入手したので」と
ありがたい情報をいただくことに。

もしかしたらラブリーの持ってない作品
もしくはふっきーのソロアルバム?

などとあれこれ予想しながら受け取ったのが
あんきものオリジナルベスト的CD

こちらが頂いた実物

うむ…初めて聞く名前だな
当時はそれくらいの印象でしかなかった。

内容としては「affected」から
「Change of Generation」までの作品の中から
ベストチョイスされた20曲ほど。

実はこれを私が聴いたのがその約半年後、
何でそんなに遅くなったのか、と言えば

ハンパないんですよ!
お互いに交換するCDの枚数が(笑)

この時もVOLCANOやLOVE BITESなどを
しっかりと吟味してから

2020年の夏にようやく手に取ったのが
あんきも、と言うわけだった。

ふっきーの歌声が凄いことは知っていた
なのでこのバンドも凄いことには間違いない、

そんな確信はあった。

忘れもしない2020年の7月のこと、
夜勤明けの車内でようやくそのCDを聴きながら
帰ることにした。

1曲目の「affected」のイントロダクションが
流れ始めた瞬間から

何かが押し寄せてくるような
独特の凄みが伝わってくるのを感じた。

そして始まったのが…

「Get Revenge On The Tyrant」

予想を遥かに上回る衝撃だった。

「何じゃこりゃ!」

この言葉しか出なかった

凄い!凄いバンドやないか!
何で今まで聴いてなかった?

歌メロからギターリフ、リズム、テンポ、
そしてボーカル…と
私の好きなポイントをことごとく刺激する、

歓喜と後悔が同時に溢れ出し
気が付けば自宅に到着していた。

しかも私は次の曲を聴くことなく
延々と家に帰るまで同じ曲、

そう「Get Revenge On The Tyrant」のみを
30分以上リピートしていたのだった。

そしてこの時私は、
後々多大なる影響を受けることになる

このバンドの独創性を形成する一端である
ある楽器を演奏するメンバーの存在を

そう!言わずと知れた"あの方"

まだ知らなかった・・・

~Act.2へと続く~

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