③後継者・必要な機能を明確にする
創業者の2世や3世であれば別ですが、自分が創業者として立ち上げて切り盛りしてきた会社である場合、その株式を譲り受ける相手に対して「どうぞどうぞ! 私なんていなくなっても会社は回りますから」という状態にはなかなかなっていないのが実情です。中小企業のM&Aにおいては「売りたいと思っている人が、いないと会社が回らない(価値が毀損する)」という矛盾を抱えていることが多いです。その矛盾を解消させている会社ほど早く売買の取引が成立します。
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