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ほんわか小説

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ふとしたことがきっかけで「パンダ娘」のニックネームをつけられた千尋の新しい出会いを描いた「パンダ娘の憂鬱」他、思わず笑ってしまいそうなショートショート小説を掲載しています。
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貞子パーティ 【ショートショート】

貞子パーティ モヤに包まれていた会場だったが、午前10時になると、待ってましたとばかりに日…

夢と夢 【ショートショート】

夢と夢 クモがこっちを見ている。大きさは5ミリくらいで体の色は黒いが、目が虹色だ。きれい…

3月のNOTE実績と反省

3月のNOTE実績と反省です。 まずは今年の目標の確認から。 今年の目標 1.毎日執筆と読書…

Seventeen's Summer 17歳の最終楽章Ⅱ 最終話(都合により4月9日に2話以降がほとん…

これで本当にいなくなるんだ。思いが体中を駆け巡った。 初めて友人の死を実感していた。必死…

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Seventeen's Summer 17歳の最終楽章Ⅱ 第29話

お湯に体を沈める。感情がなくなっていた。水面に天井の照明が浮かんでいる。頭まで沈みお湯の…

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Seventeen's Summer 17歳の最終楽章Ⅱ 第28話

そういえば何も食べてなかった。そう思うとお腹が鳴った。ドアを開けると朝の弁当の横に昼の弁…

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Seventeen's Summer 17歳の最終楽章Ⅱ 第27話

「ああ、この前キスした」 「え?」 思わずケンシを二度見した。 「嘘だよ。時々二人で買い物にいってるよ」 「冗談もほどほどにしろよ」 「あははは、じゃあ来週誘うからな」 夏休み前の晴れた土曜日は近所の海岸で昼寝したり、泳いだりするのがケンシ達グループの楽しみだった。そうはいっても、この辺りは遊泳禁止のため、泳ぎはそんなに楽しめないから、メインは唐揚げやピザを買って行って、寝転びながら飲食を楽しむことだった。 ユウキが一足遅いコロナウィルスに感染したの

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Seventeen's Summer 17歳の最終楽章Ⅱ  第26話

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第…

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2月のNOTE実績と反省

2月のNOTE実績と反省 遅くなりましたが、2024年2月のNOTE実績と反省です。 まずは今年…

Seventeen's Summer 17歳の最終楽章Ⅱ 第25話

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第…

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1月のNOTE実績と反省

1月のNOTE実績と反省 遅くなりましたが、2024年1月のNOTE実績と反省です。 まずは今年…

Seventeen's Summer 17歳の最終楽章Ⅱ 第24話

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Seventeen's Summer 17歳の最終楽章Ⅱ 第23話

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Seventeen's Summer 17歳の最終楽章Ⅱ 第22話

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話  第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 「おい、待ってくれよ。待ってくれないと自転車乗るぞ」 走るのが遅いくせに、ケンシは自転車を出してくる。 「もう自転車はないだろ、とりあえずここまでこいよ」 汗がTシャツを濡らして肌が透けている。6月末の早朝はすでに夏だ。太陽の光が体中に刺さっている。 ユウキとケンシはルーティ

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