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異色コラボ本『地球の歩き方』×『月刊ムー』

個人旅行のための定番旅行ガイド『地球の歩き方』と、オカルト雑誌『月刊ムー』の異色コラボ本。

裏表紙に描かれているスフィンクスの目からはレーザービームが出ている。

さらに、カバーはリバーシブル。

ムー編集長のコメントがアツい。

内容は、『地球の歩き方』的な旅行ガイドと、『月刊ムー』的な解説が交互に掲載されている。
例えばピラミッドであれば、通常の旅行ガイド的な解説かと思ってページをめくると、いきなり禍々しいページになり「ピラミッドは核施設だった!?」などの掲載内容になる。
ナイル川を冷却水として引き込んだらしい。

核というと、モヘンジョ・ダロの項でも、周辺に火山などないにも関わらず1500度の熱で熱せられた痕跡があることから、モヘンジョ・ダロの都市は核兵器で消失したとしている。

『地球の歩き方』の項でもミステリアスな内容を多く掲載。
一方、『ムー』の項では、核兵器だ、宇宙人だ、といいつつも「科学的な確証はない」など冷静な記述になっており、双方が歩み寄った結果、絶妙なバランスに仕上がっている。

『ムー』の題材になりそうな場所が掲載されているので、地域は日本を含む全世界、多くは古代遺跡などが掲載されている。

なお、各見開きページ左右の下部にも『地域の歩き方』『ムー』の豆知識的なコラムが掲載されており、膨大な情報量である。

例えば旅行準備のための「クレジットカードについて」のページだと以下。

これが全400ページほどのほとんどのページに記述されているのだから、脱帽モノである。

オカルト好きだけでなく、旅行好き、歴史好きなどにもオススメの1冊。

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