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AEAJアロマハンドセラピスト認定講習を受けました

こんにちは、みつまめです。
アロマハンドセラピストの資格を取ろうと決めて、はや3ヶ月。

5月にアロマテラピー検定1級を受けて無事に合格。
認定証が発送されてきたのを確認し、「アロマテラピーアドバイザー」の認定講習→「アロマハンドセラピスト」の認定講習と順調に進みました。

先日講習を受けた感想を残します。
もしアロマハンドセラピストの資格取得を考えている方がいらっしゃいましたら、参考になるかもしれません。

なお、ストレスケアに役立ちそうな内容については、何回かに分けて別途記事にします。
いつも私の記事を読んでくださるお馴染みの皆様は、別記事を読んでいただいた方が役立つと思います。

アロマテラピーアドバイザーの講習の様子はこちら


アロマハンドセラピストとは?

「第三者に」というのがポイントで、要は家族とかだけでなく、お客さん等にも提供できると言うことです。

アロマハンドトリートメントとは?

アロマハンドトリートメントとは、肘から手指までの部分を対象としたトリートメントです。

「アロマ」と言う名の通り、精油を植物油で希釈してトリートメントオイルを作成し、肌に塗布します。

なお、講師曰く「フットや全身のトリートメントもあるけど、何だかんだでアロマハンドをする機会が一番多い」とのこと。
確かに服を脱ぐ必要もないし、手を乗せるちょうど良い高さの台とタオル、精油と植物油さえあれば出来ちゃいますもんね。
(ネイルサロンに行ったことがある方は分かると思うのですが、まさにあんな格好で受けます)

なお私は2度、アロマハンドトリートメントを受けたことがあります。
2回とも出産後、入院中に助産師さんが病室でアロマハンドトリートメントをしてくれました。
柑橘類の香りがしたので、2回ともスイートオレンジのオイルだったのだと思います。

長男、次男と違う病院で出産したのですが、どちらでも受けられました。
授乳指導や沐浴練習と同じように、どんな産院でも必ず受けられるものなのかな?

アロマハンドトリートメントのメリット

AEAJの考えるアロマハンドトリートメントの目的は、香りとタッチングの両方による心地よさを通じて、心身の恒常性維持に役立てることです。


アロマハンドトリートメントでキーになるのが「タッチング」です。
「触れる」という行為は本能や心の根元に深く関わっています。
目の前に泣いている赤ちゃんが居るとして、身体を撫でる、抱き上げる、軽くトントンするといった選択肢は、多くの方が自然に思い浮かべると思います。
特に痛がる人に対して背中を擦る、という行為は人種関係なく世界共通の動作なのだそうです。

触れる、触れられることは、気持ちを落ち着けたり、お互いの絆を深め、安心することに繋がります。

タッチングを行うアロマハンドトリートメントは、不安を和らげ、そこに精油の効果も加わり、さらに軽く圧をかける手技により血行もよくなり、かなりのリラックス効果があります。

※この辺は別記事で、香りを受容する脳の働きや「オキシトシン」についてもう少し詳しく書きます。
ご興味がある方はそちらも読んで頂けると嬉しいです。


講習の内容

講習は公式テキストにそって進みました。

第一章 アロマハンドトリートメントとは?
第二章 アロマハンドセラピストのための解剖生理学
第三章 アロマハンドトリートメントの準備と確認事項
第四章 アロマハンドトリートメントの手技と手順
第五章 アロマハンドセラピストの活動領域

座学が合計2時間、手技(第四章)3時間の計5時間の履修で資格が取れます。(試験なし)

個人的には解剖生理学的な内容に興味があったので、結構駆け足で過ぎてしまってやや物足りなかったです。
手技が出来るようにならなきゃ話にならないので、理屈よりも実践が大事なのは当然ですが。

手技については

1.公式のレクチャー動画を見つつ、手の模型を触りながら手順を理解
2.講師が解説しながら再視聴&手の模型で練習
3.実際に手技をやってみてフィードバックを貰う
(今回は受講者が私のみだったので、講師に手技を行いました。贅沢だけど恐れ多い…!)

の流れでした。

なお、手順を覚えるまでは問題なく、3時間の講習でもそれなりに形にはなりました。
ただこういうのって運動と同じで、型を覚えたらあとは「感覚」の世界。
どのレベルまで腕を上げられるものなのかは未知数です。

講師からは、右手側に力が入る癖を指摘されました。
私の体に力が入っていることで相手側にうまく力が伝わらず。
力が伝わらないので、さらに私に力が入ってしまうという。
いまの感覚で馴れてしまうと、私が手首を痛める可能性があるから気をつけてと言われました。
利き手ではない左手側のほうが、圧のかけ方が良くて動きも滑らか、密着感もあったとの事。
(左手の動きの良さは自分でも感じた)

そこから私の肩周りから腕、手のひらまでを触って貰い、結構な凝りを指摘され。
身体が相当辛いんじゃないかと心配されてしまいました。笑

凝りをためまくったハンドセラピストって何か嫌ですね…。
サボっていたヨガをもう少しがんばります。苦笑

講習の全体的な感想

今回の講習も楽しかったです。
手技は本当にできるようになるか不安でしたが、3時間でもそれなりの形にはなりました。
あとは夫や子どもたちに練習台になってもらって、感覚を掴んでいこうと思います。

なお、アロマテラピーアドバイザーと同じ認定スクールで受けたのですが、相変わらず講師と相性ばっちり。
講習後に1時間くらいおしゃべりしてしまいました。
(コーヒーとおやつまで頂いてしまった。笑)

アロマテラピーが流行りだす前からアロマに携わるお仕事をされていて。
介護施設での経験や、理学療法士さん・看護師さん・助産師さんへの講師経験なども豊富。
私が「母のために資格を取ろうと思った」という話をした為か、介護施設での経験やリハビリについてなど、アロマに関係ない部分も細やかに教えてくださいました。

あとは主に仕事の話。
先生が力を入れたい分野と、私が仕事で携わってる分野がかなり近くて。
完全に仕事モードで話をしてしまいました。

最終的に
「アロマテラピーインストラクターもぜひ取って欲しい!みつまめさんに向いてると思う」
「うちの仕事手伝って欲しいくらい」
とスカウトされてしまいました。笑

確かにアロマテラピーインストラクター、面白そうなんですよね。
解剖生理学の話とか、もっと詳しく勉強したかったので。
履修時間が25時間なのでハードルはあまり高くないですが、講習を受ける時間の確保が難しそうです。
取得に半年以上かかりそう。

ハンドの資格を取った本来の目的が達成できたら、インストラクターも考えてみようと思います。

資格を取得した後のこと

ハンドトリートメントやマッサージのやり方動画って、検索すると結構あちこちに落ちてまして。
家族に提供するだけなら、資格は別に要りません。
(「アロマハンドセラピストとは?」にも書いた通りです)

ですが、私の資格取得の目的は「病気で手に麻痺の残った母のため」
あくまでも家族のためではあるのですが、病気の人になんちゃってマッサージはまずいだろう、と思い。
解剖生理学といった理論や、実際の手技をきちんと学び、安全に母にしてあげたいと思っていたので、資格を取得することにしました。

ただ、受講料や登録料を払ったのだから、他にも生かしたいなという気持ちも出てきました。


まずは家族で慣れてから、職場の福利厚生としてアロマハンドの企画を出してみようかなと思っています。

それがうまく行ったら、noteでも何か企画してみようかな。
ただしアロマハンドトリートメントはタッチングが肝なので、オンラインで手技が出来ないのが最大の難点。
出張みつまめ?フォロワーさんと会ってお話しできたら楽しそうだなぁ。
自分が全然知らない分野のお話とか聞くの、好きなんです。
(もしお仕事としてオーダー頂いたとして、田舎住まいなもんでどう考えても交通費で足が出ますが。笑)

もし「こんなのどう?」なアイデアありましたら、ぜひコメントください!

長々と書いてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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資格を取ろうと思い至った経緯

早速実践しました(握力貧弱疑惑)

ブレンドによる人体実験

香りを感じるメカニズム

その他精油についての勉強メモやヨガについてなど

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普段は精神疾患による休職→復職界隈の記事を書いています


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