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【杉並区長 岸本聡子さんの勇気の出る話】「生きづらさ」を言葉にしてみる

人は生きていれば、誰のせいでもないけれど、なぜだかやりにくい、モヤッとする、めちゃくちゃ腹が立つ・・・!ということがあるのではないでしょうか。

子育て中の女性であれば、小さい子を連れて出歩くと暴れたり泣いたりしたときに周りの目が気になる。学生が遅くまで遊んでいたら勉強しなさいと言われる。成人男性なら平日の昼間に堂々とビールを飲むのを躊躇う人もいるかもしれません。

そんな風に、社会の風潮で何となく、思い通りに自由に生きづらいという場面に遭遇することが、みなさん少なからずあると思うのです。

そんなとき、自分が我慢すればいいんだとか、変に思われないように振る舞おうとする人が日本人は多いと言います。ですが、これからどんどんと多様性が増す時代です。

もっと自由で一人ひとりが自分の価値観に正直に行動して、ハッピーになってもいいはず!!本音ではそう思いながらも、子育てしながら仕事をしていて、やるせない気持ちになる場面がたくさんありました。

そんなときに、心を開き、前向きになれたお話を今日はご紹介します。

杉並区長の岸本聡子さんを知っていますか?

2022年に当選した注目の女性区長です。ヨーロッパのNPOで経験をつみ、市民団体から出馬要請を受けて立候補されました。

彼女は選挙中、海外で学んだ公開討論をたくさん行うスタイルで選挙活動を進めてきました。地域の集会や学校、ローカルTVやラジオで、市民や関係者とたくさん政策について話し、政策自体もアップデートを続けました。

そんな等身大で、政治を身近に感じさせてくれる彼女に勇気づけられて、自身も議員を志したり、動き出した人がたくさんいたそうです。人の正直な言葉には胸を打たれますよね。とっても納得できます。

彼女自身がメディアのインタビューで語っていますが、

まずは生きづらさを言葉にすることが第一歩だと。

そうすることで、背中を押してくれる仲間が見つかり、そこからエンパワーメントの輪を広げていきたいと話していました。

岸本さんの話や選挙活動を見て、何かに憤りを感じた時に、愚痴を言ったり、クレームをつけることもできるけど、そうではなくって、もっと前向きにこのモヤモヤを使っていきたいと強く思いました。

信頼できる友人に、夫に、家族に、SNSでも・・・本音で自分の感じていることを言葉にできる場所や人を見つけることからまずは始めてみたいですね。

案外身近な人よりも、SNSはそういった仲間を見つけやすいツールかもしれません。勇気を出して言葉にしてみると、反応してくれる人がいることがあります。でも、1回してみて反応がなくても諦めずに言葉にし続けることがきっと大切ですね。

そうやって言葉にして、理解し合える仲間を見つけることで、モヤモヤだったマイナスのものが、変化を起こす種へと育っていくのだと信じて私たちも発信し続けたいですね。

出典:ELLE girl


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