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3つの好きな映画|LGBTを扱う邦画篇

面白い映画に出会う確率を少しでも高めたい。

ただ闇雲に映画を選んでも、面白い映画に出会う確率はとても低い。
できることなら面白い映画だけを見続けたいし、見てほしい。


と、いうことでいつものようにお勧めの映画を3つ選出。
今回はLGBTを扱う邦画篇

ちなみに前回は「家族について考える邦画篇

面白い映画に出会う確率

全部で10個のくじの中に、当たりが1つ。
当然、当たりが出る確率は1/10

では、このくじをなんとしてでも当てたい場合、何回引くことを覚悟すればいいか。

5回だと少し不安?、やっぱり10回引く?
そうすれば、ほぼ確実に当たりを掴めるはず。。

答えは想像とは全く違う。

結論から言うと、10回くじを引いて当たりが出る確率は約65%
約35%の人は10回引いてもすべてハズレ。。

ぐじを引いてハズレの確率が9/10
なので、10回連続でハズレる確率は
9/10×9/10×9/10×9/10×9/10×9/10×9/10×9/10×9/10×9/10
計算すると0.348... → 約35%

10回引いても1/3の人はすべてハズレ。
と言うことは、闇雲に映画を見ても面白い映画にはなかなか出会わないということ。。

そうならないためにも、いろんな人のお勧めを確認して、少しでも当たりを引く確率を上げていこうかな。


ミッドナイトスワン/2020

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トランスジェンダーの凪沙と育児放棄にあっていた少女・一果の物語。

とても自然で、違和感なく、目が離せなくなる演技を見せてくれる草彅剛。こんなにすごい俳優だったっけ?と思うほど。

そして、演技未経験とは思えない服部樹咲の表情と圧巻のバレーシーン。
今後も要注目の役者。

無意識に投げかけられる無配慮な言葉に日々傷ついていく、とても自然でリアルなシーンの数々。

ヒリヒリと、魂を揺さぶる、美しい作品。


カランコエの花/2016

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レズビアンを扱う、たった39分の短編映画。

気を使っているつもりで、実は傷つける言動。
本当に悪い人なんて本当は少数で、だれもが良かれと思って行動するのに、実は大きく相手を傷つけている。

とても、自然で、リアルで、どこにでもある学校風景の中で、考えさせてくれることが詰まっている作品。

もうどれだけの人に、お勧めしたかわからないほどいい映画。

40分の短編にしたのも、学校の授業1コマで見てもらえるようにしたんじゃないかなぁと。


怒り/2016

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ゲイカップルの日常を描写する作品なんだけど、それが主軸というわけではない。

東京、千葉、沖縄という3つの舞台でそれぞれ違ったテーマ、『怒り』について繰り広げられる群像劇。

役者陣の狂気的なまでの演技力

妻夫木聡×綾野剛の東京編と、渡辺 謙×宮﨑あおい×松山ケンイチの千葉編と、森山未來と×広瀬すずの沖縄編。


3つの物語が交差しながら紡ぎ出されていく『怒り』


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