今日は亡き友人の44歳の誕生日。
毎年、この日に亡き友人を思ってキャンドルを灯す。仲の良い友人グループのチャットで彼女の思い出を話しながら、彼女の誕生日を祝う。

彼女は双子の子を身籠ったままこの世を去った。この世に二人の子を残して、彼女の下の子が私の息子と同い年で、お互い大きなお腹を抱えながら「生まれたら遊べるね〜」なんて話していたのが夢のよう。

そんな彼女の誕生日だけれど、今年はこれまでとは違ってキャンドルを二つ。なぜならば彼女の夫が彼女の元へと行ったから。

彼女亡き後、悲しみと苦しみの中で必死に生きていた彼のことを知っているからこそ、彼の訃報には信じられない気持ちの方が強くて、時間が経った今でも嘘なんじゃないかと思う。

でも今日キャンドルを二つ灯したら、彼女たちふたりが再会しているシーンが浮かんで、初めて彼が去った現実を受け止める気持ちになった。
残された子どもたちや家族のことを思うと、やりきれない思いでいっぱいになるけれど、彼は愛する彼女の元へと逝ったんだね。彼のことが好きで好きでしょうがなかった友人が両手を広げて彼を迎え入れる笑顔が浮かぶ。

彼は、私たち友人グループがこうして彼女の誕生日を祝っていることを知っていたので、今頃、彼女に伝えていてくれたらいいなと思う。今夜灯したキャンドルをどこかから見ていてくれたらいいなと思う。

空の向こうで二人が一緒にいられると思うと、少し心に平和を感じる。残された子どもたちのことを空の向こうからちゃーんと見守っていると思う。

Happy birthday A
hope you are happy over there, being reunited with T. RIP two beauyiful souls and little angels. xxx